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	<title>Japan Illini Club (JIC)</title>
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	<description>Japan Illini Club is a registered alumni association overseas of the UIAA (University of Illinois Alumni Association).　Japan Illini Clubは米国イリノイ大学(Urbana-Champaign校、Chicago校、Springfield校)の日本における同窓会組織で、JICまたはイリノイ大学日本同窓会とも呼びます。 同窓会としての活動の他、約30年以上に渡って小山八郎記念奨学金制度を運営し、毎年4名の奨学生を University of Illinois at Urbana-Champaignに派遣しています。</description>
	<pubDate>Tue, 17 Apr 2012 16:26:14 -0700</pubDate>
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		<title>内倉潤さんの2012年1月分奨学生レポート</title>
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		<pubDate>Wed, 18 Apr 2012 01:21:36 -0700</pubDate>
		<dc:creator>2009yanagi</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[‐内倉潤（11年度奨学生）]]></category>

		<category><![CDATA[2011年度奨学生レポート]]></category>

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		<description><![CDATA[]]></description>
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		<title>高田修太さんの2012年1月分奨学生レポート</title>
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		<pubDate>Mon, 26 Mar 2012 01:22:18 -0700</pubDate>
		<dc:creator>2009yanagi</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[‐高田修太（11年度奨学生）]]></category>

		<category><![CDATA[2011年度奨学生レポート]]></category>

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		<description><![CDATA[				  
				早いもので既に第二回のレポートの時期となってしまいました。前回のレポートでは、主に「生活」と「講義」について書かせていただきましたが、今回は前回カバーできなかった「試験」や「休暇」について書かせていただこうと思います。
				  
				本題に入る前に、宣伝になってしまいますが、現在、米国大使館後援の下で、別のブログを書かせていただいています。留学に興味をお持ちの方、小山八郎奨学制度に興味をお持ちの方など、楽しんでいただける内容を書くよう心がけておりますので、以下のリンクを参照していただければと思います。
				  
				 
				  
				http://blog.livedoor.jp/educationusa/tag/%E2%80%9CShuta%E2%80%9D
				  
				特に反響を頂いた記事は、留学時の経済的事情に関してのものです。学費や生活費など、アメリカは物価が安い国ではないため、やはりそれなりにかかってしまうとは思います。（ですが、勿論当奨学制度は学費は免除ですから、圧倒的に安価に済んでいると思います。）その件だけでなく、他にも色々と書いているので、是非ご覧ください。なるべく、奨学生レポートとの内容重複は避けております。
				  
				 
				  
				＜講義・試験について＞
				  
				さて、先学期に履修した講義は以下の通りです。
				  
				・CEE472 Structural Dynamics
				  
				・ECE310 Digital Signal Processing
				  
				・SHS120 Children, Communication, &#38; Language Ability
				  
				・CEE497 Independent Study
				  
				（・ENG360 Lecture in Engineering Entrepreneurship）
				  
				講義内容は前回の奨学生レポートに書かせていただきましたので、試験内容などに言及したいと思います。
				  
				※ENG360に関しては、期末試験を受験したくなかったため、途中でDropしてしまいましたが、聴講はしていました。詳しくは前回のレポートを参照していただければと思います。
				  
				 
				  
				①CEE 472 Structural Dynamics
				  [...]]]></description>
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		</item>
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		<title>菊池智子さんの2012年1月分奨学生レポート</title>
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		<pubDate>Mon, 26 Mar 2012 01:12:31 -0700</pubDate>
		<dc:creator>2009yanagi</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[菊池智子（11年度奨学生）]]></category>

		<category><![CDATA[2011年度奨学生レポート]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.illini-club.jp/hp/?p=1042</guid>
		<description><![CDATA[				  
				JIC会員の皆様、お久しぶりです。第36期奨学生の菊池智子です。
				  
				前回レポート提出時は目に色鮮やかな紅葉の時期だったと思いますが、木々の葉もすっかり落ち、いよいよ本格的なイリノイの冬到来という印象です。しかし、思っていたほどまだ寒くなく、気温は１月下旬でも日本の冬と同じくらいです（風はもちろん強いですが）。
				  
				奨学生4人とも感じていることだと思いますが、もう留学生活も残すところ半分もないのだなと思うと、本当に不思議な気分です。冬休みが明けて1カ月ぶりに戻ってきたキャンパスには以前と同じように学生が溢れ、そんな中で食べる久しぶりの寮の食事さえも懐かしく感じました（嘘だろうと思われると思いますが、事実です。今や、茹でていない生のブロッコリーやカリフラワーのサラダが好物になっています）。
				  
				ハロウィーン以来のレポートになりますが、今振り返ってみても実際には勉強や友達とのハングアウトが大きなウエイトを占めているので、「特別」という聞こえはしないかもしれません。しかし、私にとって、普段の「特別ではないこと」がいかに「特別」であるか、また、日本での「普通」がここでの必ずしも「普通ではない」ということを思い知らせてくれるということが、この留学を通して約5カ月感じてきたことです。
				  
				 
				  
				＜ハロウィーン～ボストンキャリフォーラム＞
				  
				前回レポートでお伝えしたのはハロウィーンの前までだったかと思います。アメリカのハロウィーンというものにイメージは漠然とありましたが、実際にどのようなものだろうと興味津津でした。２週間ほど前から段々ハロウィーンのムードが漂い、パーティーでの仮装はどうするかという話が持ち上がり始めます。寮や街もハロウィーンの装飾が多くなり、授業でも
				  
				１１月中旬にはボストンキャリアフォーラムという就職活動イベントがあり、私たちもそれに参加してきました。私自身は本心から言うと大学院で勉強を続けたいのですが、一度社会というものを見てからアカデミアに戻ることも考えているため、今回は非常に良い機会でした。私は現在日本の大学を休学して来ており、日本の就職活動に参加することができませんでしたが、ボストンキャリアフォーラムでは200社弱の日本（あるいは外資）企業が3日間で集中的に採用活動を行うので非常に効率的でした。一度に様々な企業の説明会に参加したり、その場で面接を受けられる機会はキャリアフォーラム以外にはほとんどないのではないでしょうか。企業によってはその日のうちに内定を出してしまうところもあるようです。
				  
				特に就職活動時期の大学3年生、4年生は是非行くことをおすすめしますが、そうでない2年生以下でも、ボストンの街並みは必見だと思います。レンガ造りの街並みはとても落ち着いた雰囲気ですし、何よりも、シャンペーンでなかなかありつけない新鮮なお寿司を食べることができました。ボストンで唯一日本人の方が経営されているお寿司屋さんだそうです。来年以降、ボストンに行く機会があればぜひお立ち寄りください。URL http://www.osushiboston.com/
				
				  
				 
				  
				＜サンクスギビング＞
				  
				11月19日～27日まではサンクスギビングで学校が休みだったので、以前から一度は行ってみたいと思っていたニューヨークに足をのばしてきました。普段生活しているシャンペーンとは全く違い、また、シカゴのアーティスティックな建築群ともまた一味違うダイナミックな街だと感じました。タイムズスクエアに行った時は夜の10時頃だったのですが、休日だったせいか人の多さとネオンの眩しさに圧倒されるほどでした。Big Appleと呼ばれるだけあり、本当に様々な人種の様々な階級の人が混ざり合っている、そういう街でした。
				  
				特にニューヨークで好きだったのは、お洒落なカフェやレストラン、バーが多かったことです。東京や大阪そして他の大都市にもそのような場所は多いですが、ニューヨークの場合特にモダンで洗練されていながらフランクで賑やかなスタイルのお店が多いと思いました。この雰囲気はBig Appleならでは、という感じがします。
				  
				コロンビア大学にも行きましたがとても素敵な大学で、街の中にありながらアカデミックさを崩さず落ち着いた空間でした。少し建物の中にも入ってみましたが思っていたより校舎も格式高い造りになっており、いつかこの大学で学ぶためにまたニューヨークに戻って来たいとさえ思える魅力を感じました。
				
				
				  
				 
				  
				＜ファイナル試験＞
				  
				ミッドタームやファイナル試験では「英語すらままならないのに英語で学科試験なんか受けられるのだろうか」という不安を抱えながら臨みました。しかし結果としてわかったことは、英語で試験を受けて良い点数を取るということは、英語の問題ではなく内容理解度の問題であり、やはり言語は違えど、どれだけ勉強したかによって決定するということです。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、言語の面でのディスアドバンテージは言い訳にならないということを思い知りました。試験のやり方は様々で、チームでプレゼンテーションをした授業、レポート、筆記試験もあり、中にはこれらの2つ以上を課す授業もありましたが、特にチームで動くプロジェクトはアメリカ人の友達とも仲良くなることができ、ミーティング等忙しくはありましたがとても楽しかったです。
				  
				また、私は日本語の授業でTAのアシスタントをさせていただく機会があり、日本に興味のある学生たちにビジネスの場での会話を教えたり、実際に面接官としてファイナル試験ではevaluation（成績評価）にも関わらせていただきました。これもまたとない貴重な体験として秋学期の良い思い出となっています。
				  
				 
				  
				＜Spring Semester開始、授業内容＞
				  
				いよいよ、Spring Semesterが始まりました。今学期履修しているのは以下の6クラスです。
				  
				PS101 Introduction to US Government &#38; [...]]]></description>
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		</item>
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		<title>中村真理さんの2011年10月分奨学生レポート</title>
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		<pubDate>Thu, 17 Nov 2011 02:00:03 -0800</pubDate>
		<dc:creator>2009yanagi</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[中村真理（11年度奨学生）]]></category>

		<category><![CDATA[2011年度奨学生レポート]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.illini-club.jp/hp/?p=1037</guid>
		<description><![CDATA[				Japan Illini Clubの皆様、大変お世話になっております。2011年度奨学生、東京外国語大学外国語学部4年の中村真理と申します。奨学生に選んで頂いてから出発までの間、そしてここイリノイに来てからも、様々な形で皆様から温かい励ましのお言葉やサポートを頂き、本当にありがとうございます。早いもので、昨年の今頃は夢であったUIUCでの留学生活も2ヵ月半が過ぎ、&#8221;stranger&#8221;の意識で外から溶け込もうと必死だったキャンパスにも、随分親しみを感じながら過ごすようになりました。第1回レポートでは、この2ヵ月半の経験と、それらを通して考えたことなどをご報告させて頂きたいと思います。
				◇Fall Semesterの授業について
				アメリカ留学の動機の一つは、人種や民族、地域などの点で｢多様性｣が強調されるアメリカにおいて、人々に影響を与える一つ一つの法や政策は、どの集団のどの様な意図を反映して、どの様に形成されていくのかという過程を詳しく学んでいくと共に、自分自身も生活者となってその｢多様な｣社会を肌で感じたいというものでした。今学期は、アメリカ国内の政治に対する理解を深めることを目標として、Political ScienceやLatina/o Studiesで開講されている授業を主に履修しています。とりわけ印象的な授業をいくつかご紹介させて頂きたいと思います。
				・PS101 Intro to U.S. Government and Politics
				2学期間という限られた期間と単位数の中で、この基礎クラスを受講すべきか、それともアメリカ政治における具体的な組織やテーマを掘り下げる授業(&#8221;The US Congress&#8221;や&#8221;Religion &#38; Politics in the US&#8221;など)にどんどん挑戦していくべきか迷いましたが、今後具体的な事柄をより正確に理解していくために必要である、基礎的な知識や用語、考え方をしっかり身に付けたいと思い、履修を決めました。私が受講している枠は週3回の講義形式ですが、Introのクラスとしては珍しく15人程の少人数で、学生の発言数が多い活発な雰囲気です。Preziというプレゼンテーション作成用のソフトで、教科書には載っていないデータや映像も取り入れながら作り込まれた講義内容のまとめが、毎回授業専用のWebsiteにアップロードされたり、定期試験やペーパーに加えてShort Assignmentも頻繁に課されたりと、学生に基本を教え込もうという熱意も伝わってきます。講義は、Unit1: Foundations of American Politics, 2: Individuals and Politics, 3: Linking Citizens and Government, 4: Institutions and Policy-Makingで構成されていますが、個人と政治との関わり方をPublic Opinion及びThe Mediaという二つのキーワードから説明をしていったUnit2には、リーディング課題として教科書とは別にいくつか論文も指定されるなど、特に重点が置かれている印象を受けました。具体的には、連邦議会によって創設された機関によるメディア規制の例として、Federal Communications Commission(FCC:連邦通信委員会)が、｢公的に重要な争点に適切な放送時間を割き、争点を扱う際には、一つの見解に偏らずそれと対抗する意見も公平に報道しなければならない｣ということを定めたFairness Doctrine(公平原則)などが取り上げられ、これが1987年に廃止されてメディア側の自由裁量部分が大きくなったことにより、ラジオ放送(特に聴取者参加型の「トーク・ラジオ」)は保守色の強い番組で占められるようになったという議論が紹介されました。また、メディアの報道が、政治家に対する世論に変化を起こしたPriming(プライミング効果)の例として、湾岸戦争への対処をめぐる一連の報道を境に、ブッシュ大統領(41代)の大統領としての評価が、湾岸戦争への対処という一点に基づく傾向が強くなったために、他の外交政策や国内の経済政策への不満を差し置いて支持率が上昇した、というデータを示した論文を扱いました。Unit1でアメリカ政治の仕組みの基礎を学んだ後に、その仕組みがつくった制度によって、メディアが映し出す政治や、世論の在り様が規定される面があるということと、その一方で、メディアと、メディアに影響された/されなかった個人は仕組みに対してどの様に変化を与え得るのかということを、様々な興味深い具体例を通して学んだことが印象に残りました。
				・PS300 Politics of Racial and Ethnic Diversity
				｢人々は多様性にどう反応するのか｣｢国家は多様性をどう扱うのか｣｢国家による多様性を扱った政策に、国民はどう反応するのか｣｢多様性と社会福祉政策との関わりはどの様なものか｣という四つの問いを軸に、毎週、&#8221;Diversity &#38; the Creation of Identities&#8221;や&#8221;Diversity and Social [...]]]></description>
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		<title>高田修太さんの2011年10月分奨学生レポート</title>
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		<pubDate>Thu, 17 Nov 2011 01:54:47 -0800</pubDate>
		<dc:creator>2009yanagi</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[高田修太（11年度奨学生）]]></category>

		<category><![CDATA[2011年度奨学生レポート]]></category>

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		<description><![CDATA[				東京大学工学部４年の高田修太です。10月の奨学生レポートを報告させていただきます。早いもので１学期の半分が過ぎ、既に折り返しとなりました。10月に入ってからは、だんだんと寒くなってきており、冬物のコートが手放せない毎日です。そんな中でも、平気で半袖で歩いているようなアメリカ人を横目に見ながら、体感温度の違いをひしひしと感じております。
				東京大学では、社会基盤学を専攻しておりました。社会基盤というと難しく聞こえるかもしれませんが、いわゆる土木工学という分野です。今回、本奨学制度に応募させていただいた理由は、イリノイ大学アーバナシャンペン校が、世界有数の社会基盤（Civil Engineering）における名門校であったから、ということがあります。現在は、Civil Engineeringの講義を中心に工学部の学生として授業を履修しております。講義に関しては、後ほど詳しく述べさせていただきます。
				今回の留学が始まる前に、既に何度かアメリカは旅行などで訪れていたこともあり、ある程度勝手は知っているつもりではありましたが、キャンパスライフとなるとわからないことだらけで、現地の人々に助けられながら８月は過ごしておりました。アメリカ行きの飛行機で隣り合った方が偶然イリノイ大学現地の日本人学生で、シカゴのオヘア空港でお話をして、かなり気が楽になったのを覚えております。寮についた当日は、あまりの部屋や寮のエアコンによる気温の低さに辟易し、ベッドのリネンもないまま床に着きました。その日はオヘアからシャンペーンまで乗るはずのバスが１時間ほど遅れて、予想以上の長旅となってしまったために相当疲れていたので、エアコンに凍えながらも熟睡できました。その後、先述の通り様々な人々に助けられながら現在に至ります。
				＜生活について＞
				寮は　Illinois Street Residence（ISR）のトリプルルームに住んでおります。ルームメイトはアメリカ人と中国人の２人で、かなりインターナショナルです。遊びにくる友人たちも当然アメリカ人や中国人で、非常ににぎやかな部屋になっています。来たるサンクスギビングの休暇では、アメリカ人ルームメイトの家にもう一人のルームメイトと遊びにいく予定です。幸い、彼らはとても良い子たちで、いつもたわいもない話をしながら、わいわいと部屋で盛り上がっています。トリプルルームの良いところは、３人の部屋なので会話が盛り上がることでしょうか…（笑）逆に、悪いところは１人の時間があまりない、ということでしょう。そして、やはり狭いです。２人部屋よりも、１人当たりのスペースは小さくなっています。
				ISRという寮は、Engineeringの授業が開かれる建物や、大学の中心地とも言えるUnionにも比較的近く、立地が非常に良い寮です。また、地下にもコンビニのような売店や小さなジム、図書館、プレイルームもあり、かなり気に入っています。毎週水曜日のISRのディナーはAsia Nightといってアジアの料理が提供されるため、その日はあらゆる寮からアジア人たちが料理を求めてやってきているため、大変混雑しています。あまり日本食は出されないのですが、大福が出たときは少し感動しました。
				
				＜講義について＞
				現在履修している講義は以下の通りです。
				CEE472　Structural DynamicsⅠ
				ENG360　Lecture in Engineering Entrepreneurship
				ECE410　Digital Signal Processing
				SHS120　Children, Communication, &#38; Language Ability
				CEE497　Independent Study
				今学期履修した講義は、最後のIndependent Study以外、全てレクチャー形式のもので、試験やレポートによって評価されるものがほとんどです。アメリカの大学の講義は予想通りハードで、慣れるまでに相当時間がかかったのは事実です。あり得ない量の課題の量と英語のリーディングに泣きそうにながらも８月、９月とかけてだいぶ自分なりのペースや力の入れ加減を理解し、うまく過ごせていると思います。それでは個別の講義に関して書かせていただきます。
				・CEE472　Structural DynamicsⅠ
				所謂、動力学というもので相当分厚い教科書を使って勉強しています。評価は中間試験・期末試験・宿題、という至って日本的な評価方法です。この講義、この大学のCivil Engineering and Environment Majorの大学院生の必修科目らしく、ほぼ大半が大学院生で、学部生は10人もいません。そんな中で学部生として奮闘しています。日本で学ぶとすれば、振動工学という分野になると思います。１自由度系から多自由度系における運動方程式をどう解くか、ということが講義の根幹にあたり、構造物の振動解析などを行います。宿題では数値解析ソフトのMatlabを利用する問題が多いのですが、イリノイ大学の学生はMatlabが無料で購入できるという特典があり、その恩恵を受けながら、大学院生の友人たちと協力しながら宿題と戦っております。
				・ECE310　Digital Signal Processing
				信号解析という分野にあたる講義です。フーリエ変換・Z変換を中心に、離散化された信号の解析やシステム、フィルターの設計について扱います。毎週の宿題に加え２週間に１回の１時間の試験があり、ヘビーな講義です。２人の教授が何週かおきに教えてくれるのですが、中国人の教授の英語が中国語にしか聞こえず、リスニングに大変苦労しています。アメリカ人の友人に聞いたところ、彼にとっても相当聞きづらいらしいのですが…。
				・ENG310 Lecture in Engineering Entrepreneurship
				こちらの講義はエンジニアリングに関する起業の講義です。履修生のうち半分ほどがビジネス専攻の学生なのが特徴でしょう。いわゆるIT起業をした人がプレゼンテーションをし、それを聞く講義です。あるときは現役のイリノイ大学１年生が来てプレゼンをしていましまた。彼は起業家支援財団から相当の資金を得たらしく、これから新しいサービスをローンチするということで非常にエキサイティングな学生で、本当に映画「ソーシャル・ネットワーク」の一部を垣間みたような気になりました。教授曰く、一応ビルゲイツにも声をかけているらしいのですが、いつ彼が来るかは未定だそうです…。
				・SHS120　Children, Communication, &#38; Language Ability
				この講義はひとつくらい100番台の授業を履修してみよう、ということ（100番台は１年生が多いので）と、言語系の講義を以前から学んでみたいと思っていたので履修を決めました。教官曰く、この講義のフィールドとしてはPsycho Linguisticだそうです。子供がどうやって言語を学ぶのか、ということを中心に講義は進められます。バイリンガルの子供はどのようにしてバイリンガルになるのか？といったことが大変興味深かったです。また、他の学生は英語のネイティブスピーカーであり、英語の文法や単語は体系的に学んでいない一方で、私たち日本人は英語を体系的に学んでいるため、その違いから生まれる感覚の差も大変面白かったです。具体的には、「この単語はなんで名詞ってわかるの？」と聞かれるとアメリカ人は明確な説明ができないのですが、私ならば「前置詞があるから」だといった理由で答えることができますよね。そのような言語学的な観点の違いが非常に興味深いです。また、この講義が一番英語が大変です。ひたすら80分ほど先生がスライドを使って話し続けるのでキャッチアップするのに苦労しています。
				最後のIndividual Studyというのは研究室での研究です。こちらに関しては次回のレポートにて詳しく述べさせていただきます。
				＜その他について＞
				アメリカに来てから初めての祝日のLabor Dayは大学が休みだったために、少し足を伸ばしてアイダホ・ワイオミング州に位置するイエローストーン国立公園に行って参りました。イエローストーンは火山地帯で、アメリカ初の国立公園です。とても硫黄の匂いが鼻をつきましたが日本の温泉地帯を少し思い出し、恋しくなったのも事実です。また、アイダホ州のState Fairなるものにも遊びにいきました。体に悪そうなアメリカンフードを食べながら競馬をしました。日本でしたことのない競馬をまさかアメリカでやることになるなど思いませんでしたし、こんなに惨敗するとも思っていませんでした（笑）
				この他にも週末は友人にパーティに誘われたり、日本人同士で鍋をやったり、映画館に行ったり…と勉強以外も十分に楽しんでいます。
				
				長々と書かせていただきましたが、すこぶる健康にアメリカでも過ごしております。これに換えてご支援、ご協力いただいている皆様はじめ、我々を送り出してくださったJICの皆様に向けての10月の報告とさせていただきます。今後ともよろしくお願い致します。
]]></description>
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		<item>
		<title>内倉潤さんの2011年10月分奨学生レポート</title>
		<link>http://www.illini-club.jp/hp/?p=1030</link>
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		<pubDate>Thu, 17 Nov 2011 01:52:09 -0800</pubDate>
		<dc:creator>2009yanagi</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[‐内倉潤（11年度奨学生）]]></category>

		<category><![CDATA[2011年度奨学生レポート]]></category>

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		<description><![CDATA[				JICの皆様、レポートを読んでくださっている方々、こんにちは。2011年度小山八郎記念奨学生として留学をさせていただいている内倉潤です。
				シャンペーンの厳しい冬の訪れを予感させる10月末、留学開始から2か月半ほどが過ぎました。第1回レポートということでⅠ.到着～授業開始前 Ⅱ.授業内容 Ⅲ.寮生活 Ⅳ.課外活動の4点について書かせて頂きます。
				Ⅰ.到着～授業開始前
				遅延、lost baggageなどどんな災難が降りかかってくるのかと、身を縮めて成田空港を出発したのは8月15日でした。時間があったのでシカゴで1泊してからシャンペーンへ。キャンパスに着いてしまえば、これといったトラブルもなくスムーズな留学生活の始まりだったように思います。ただ、気を張って非常に疲れていたせいかシカゴで楽しみにしていた観光は全くできず、いつのまにか1日中ホテルで寝てしまったのは何とも惜しいことです。（授業開始後、結局シカゴ観光をすることができましたが）キャンパスに着いてからは一緒に来ている奨学生の3人や現地の日本人学生に助けられながら、各種手続き、生活必需品の買い出し、留学生向けのパーティーに参加するなど忙しい1週間を過ごし、いつの間にか授業が始まっていました。こちらに来る前は、1人で何もないシャンペーンで生きていけるのだろうかと、数々の不安が頭をよぎったこともありましたが、JICの皆様による出発前の手厚いフォローやシャンペーンの温かい人々に支えられながら、特にホームシックなどにかかることもなく過ごすことができました。
				
				Ⅱ.授業内容
				秋学期は①ACE345:Financial Decision Making for Individuals and small Business
				②AGED260:Introduction to Leadership ③ADV300:Introduction to Advertising ④EALC250:Intorduction to Japanese Cultureの4科目計12単位を履修しています。
				① ACE345:Financial Decision Making for Individuals and small Business
				東京大学での専攻がファイナンスで、特にコーポレートファイナンスに興味があるので履修しました。イリノイ大学での所属はLAS(Liberal Arts and Science)なので基本的にFinance学部の授業は履修できないのですが、ACE(Agricultural and Consumer Economics)などでも十分充実したファイナンスの授業が開講されており、これらは私たち留学生も履修することができます。授業開始から1か月半ほどでFinancial Statement(BS,PL,CF)の構成、分析方法を学び、その後はCapital Budgetingという投資評価手法を勉強しています。100人ほどのクラスで、基本的には教授による講義が中心ですがiclickerというハイテク機械を使って授業中にクイズが行われたり、投資関連の会社で働くゲストスピーカーが来て、実際の案件に関する分析を行ったりと、構成がよく考えられているクラスです。前提知識があることと、ファイナンスの授業ということで数字の勝負であるため、現地の学生とも互角かそれ以上に張り合える、今学期1番モチベーションの上がる授業になっています。週1回のペースで出される宿題と2回の中間テスト、学期末のテスト、さらに投資関連企業に勤める人へのインタビューで評価が決まるとのこと。インタビューは、授業中に学んだことをフルに活用して行われる、この授業の集大成のようなものなので、誰にどのような内容でインタビューを行うか、現在試行錯誤中です。やはり専攻に近い科目ということで興味もあり学ぶことも非常に多い授業なので、来学期はACEのクラスを2つ履修する予定です。
				② AGED260:Introduction to Leadership
				30人という少人数でリーダーシップを学ぶクラス。日本では学問としてリーダーシップを学ぶ機会はなかなかないので履修しました。今学期唯一の少人数クラスで、ディスカッションや授業内でのアクティビティ、グループワークなど他のクラスでは体験できない困難と苦痛を味わっています。「日本語なら・・・できるのに」と思うことが今までに何度もある授業で、悔しい思いをすることが多いクラスですが、授業内容は非常に興味深く、様々なリーダーシップに関する理論、現実社会への応用を学んでいます。リーダーシップを学ぶ過程で自分を評価し見つめなおす機会が数多く与えられ、成長のヒントを与えてくれる授業であるように思います。来学期もリーダーシップ関連の授業を2つ履修する予定です。
				③ ADV300:Introduction to Advertising
				「広告学」とでも訳すのでしょうか。大学1,2年生の頃、広告関連の活動をしていたこともあり履修しました。スティーブという、ユーモアあふれる小太りの教授による授業で、さまざまな例を交えながら広告全般に関することを学んでいます。テストは全て択一問題で、直前に出されるテストレビューなるものを勉強すれば比較的容易にこなせます。正直なところ、自分は広告に「興味がない」ということを認識させてくれる授業になっています。ただ、授業中に見せてもらう広告の数々はインパクトの強いものが多く、それを楽しみに授業を受けようと思っています。
				④ EALC250:Intorduction to Japanese Culture
				留学の目的の一つに「日本を外から客観的に見つめなおすこと」と掲げていたこともあり履修しました。歴史・文化・経済など日本について色々な側面から勉強しています。恥ずかしながら、授業内容は日本人の私でも知らないことが多々あり、アメリカ人の日本を見る視点が学べるということも含めて、「日本」を見つめなおすきっかけを与えてくれる授業です。アメリカに来てから自分が「日本人」であることを認識する機会が増え、ルームメイトの中国人・韓国人を含め、友達と過激な議論を交わすことが幾度となくあります。そんな中でアメリカ人の教授によるこの授業は中立的な視点を与えてくれる、有意義な時間になっています。テストに関しては、日本人ということもあり、もちろん他の学生より豊富な前提知識があるのですが、如何せん問題文や選択肢の英語が理解できないということで、自らの英語力の低さを痛感させられています。日本に帰国するまでに、テストやレポートに困らないだけの英語力を身に付けられるよう精進するつもりです。
				Ⅲ.寮生活
				こちらにきて1週間ほどは、Scott Hallという通称Six-Packsのうちの１つに数えられる「悪名高き」寮に住んでいました。寮の申請が遅くなってしまい、希望は全く通らずTemporary roomであり、なおかつ3人部屋でした。ルームメイトはイタリア人の留学生2人で、どちらも個人的にはすごくいい人だったのですが、やはりイタリア語で四六時中会話をしており、なかなか仲良くなることができませんでした。また、寮自体もFreshmanが多いせいか1日中騒がしく、更に授業のある建物や飲食店から遠く不便であったため、現在は引っ越しをしてIllini Tower（通称IT）という、寮とアパートの中間のような建物に住んでいます。普通の寮に比べて、寮費は少しばかり高いのですが、キッチン・リビング・バスルームつきの部屋を4人でシェアしており、そのクオリティには非常に満足しています。ルームメイトもアメリカ人・中国人・韓国人と多様で、時には文化の違いからかイライラすることもありますが、基本的には仲良く生活しています。寮全体としてはお金持ちの韓国人、中国人、インド人が半分、その他はアメリカ人という感じですが、基本的にみんなフレンドリーで友達が作りやすい環境ではあると思います。設備に関しては、24時間勉強のできるStudy loungeや各階に存在するlounge、更には映画の観れるTheater roomや、ビリヤード・卓球のできる地下室、少し機械が古いですがジムまでついており本当に充実しています。また、ITは飲食店の並ぶGreen St.や学校の中心であるQuadからも近くロケーションも非常にいいので今後の留学生にもお勧めできる住居です。（ただ食堂のクオリティは非常に低いですが）
				
				Ⅳ.課外活動
				こちらに来てからは日曜日～木曜日＝宿題とテスト勉強に追われる日々。金曜日・土曜日＝遊び。というなんともメリハリのしっかりついた日々を過ごしています。2か月ほど、特に変化のない毎週を過ごしていたのですが、10月中旬からはIllini4000　(http://illini4000.org/)というバイクチームの活動が始まりました。Illini4000は募金活動やインタビューなどを通じてガンの啓発運動を行うNPO団体です。2007年度JIC奨学生の長谷川貴也さんも参加していらっしゃった団体で、私は渡米する前に長谷川さんの奨学生レポートを読ませて頂き興味を持ちました。というのも、自転車でのツーリングが趣味のうちの1つであり、更にガンと闘病中の恩師に何らかの形で恩返しをしたいと思いつつも、何もできていなかったという現状があったからです。活動内容は大きく分けて2つあり、1つ目が1年間通しての募金活動。今年のチームの目標額は1500万円で、集められたお金はガンの研究費用やガンで親を亡くした子供たちを対象としたキャンプの費用に充てられます。2つ目は、2012年夏休みに行われる自転車でのアメリカ横断。6400kmにも及ぶ道のりのなかで、ガンにかかわる様々な人にインタビューを行い、その内容を広く発信することでガンの啓発運動をするというものです。留学生活中は勉強以外の軸として、Illini4000の募金活動やトレーニングが私の主な活動になっていくことと思いますので、次回以降の奨学生レポートでもその内容も含めてお伝えできればと思っています。
				最後になってしまいましたが、イリノイ大学への留学という大変貴重な機会を与えて下さったJICの皆様、そして応援してくれている家族、友達やその他の皆様の期待に応えられるよう、残り9か月、実りある日々を送りたいと思っています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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		<title>菊池智子さんの2011年10月分奨学生レポート</title>
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		<pubDate>Thu, 17 Nov 2011 01:42:39 -0800</pubDate>
		<dc:creator>2009yanagi</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[菊池智子（11年度奨学生）]]></category>

		<category><![CDATA[2011年度奨学生レポート]]></category>

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		<description><![CDATA[				JICの皆様、ご無沙汰しております。そしてブログを見てくださっている皆様、初めまして。京都大学医学部4回生の菊池智子です。簡単に自己紹介をさせていただきます。日本では情報理工医学講座というゼミに所属し、iPadを用いた在宅医療の研究に携わっています。厳密には、研究が本格化する直前にアメリカへ来てしまったので、帰ってからみっちり取り組んでいこうと思っています。大学3年次までは、特に自分の専攻である医療に特化した活動に重きを置いており、日本国際医療保健学会を通してホンジュラスでHIV/AIDSの社会調査を行ったり、学生部会の運営委員としても活動していました。
				もちろん自分の専門性を追求することは非常に良いことですが、そんな中で、私は「もっと広い視野で医療を見ていくことができないか」と考えました。一番の大きな転機はやはりホンジュラスでの調査で、私はただ医療に関する調査をしに行った（と思っていた）わけですが、実際に直面したのは、アメリカという大国の陰で抱えている経済的な問題や政治問題（2009年に起こったクーデターは記憶に新しいと思います）などでした。政治経済の知識は皆無であった私は、ヘルスケア自体が外界から受ける影響がそれほど大きいとは思っておらず、他の事業と比較し日本では特に善意のサービス色が強い医療を改めて別の方面から見直すきっかけになりました。アメリカでは日本の学部ではなかなか経験できなかった幅広い教養と、最も大きなエンタープライズであるヘルスケアシステムについて学べたらいいなぁということで、たくさんの人の協力もあって、いま実際にアメリカに来させていただいています。感謝、感謝です！
				前置きが長くなりましたが、約2か月の留学生活を振り返って、以下、自分なりにレポートさせていただきます。
				～渡米までの準備～
				私はおそらく4人の奨学生の中で一番ばたばたしてしまったと思います。性格的に、比較的前からいろいろと手配しておかないと気が休まらない、実は心配性（！）な私ですが、5月以降は実習やアルバイトで非常にタイトなスケジュールの中、準備を進めていました。京都では一人暮らしをしていたせいもあって、アパートを引き払うための手続きや荷造りに追われてしまいました。そのため、しようしようと思っていた英語の勉強も時間が取れないままの出発となってしまいました。この点は少し反省です。
				一番私が手こずったのは、ビザ申請でもなく健康診断証明書でした。ビザはできるだけ早めに予約さえしておけばあとは大使館で面接を受けるだけだったので簡単でしたが、健康診断書に関しては、どういった書類を揃えればいいのか、医師にどのように書いてもらえばいいのかよくわからず、後回しにしていたのでぎりぎりになってしまい、焦ったのを覚えています。今後の奨学生のために書いておきますが、健康診断書はそこまで心配する必要はありません。学校が始まる前、血液検査を受ける際にきちんと記入がされているか確認されるくらいでした。準備段階を経て今思い返してみると、その当時はとても大変だと思っていたことも、何とかなるというのがある意味で非常にアメリカ的だと感じました。
				～アメリカ到着～
				私はシカゴのオヘア空港に到着後、大学があるシャンペーンに向かう前に空港近くのホテルで2泊し、シカゴを観光しました。着いたときは、8月中旬にしてすでに半袖では肌寒く、曇り空が印象的でした。‘Windy City’　と呼ばれることは以前から知っていましたが、あとで聞くと、8月のシカゴは午前中快晴でも午後には雷雨になる日が多いそうです。
				シカゴの街並みは洗練されてクリーンな印象が強いと同時に、アーティスティックでもあります。たまに道路をおしゃれな馬車が横切っていたりして、そのような光景を見ると乙女心がくすぐられました(笑)。「ニューヨークよりも、絶対シカゴの方がいいよ！」と、京都にいたときアメリカ人の友達からよく聞かされていましたが、本当にシカゴはいい街だと思います。まず、人がとても親切です。少し偏見がかっているかもしれませんが、カフェの店員さんは「アメリカなの？」というくらい愛想がよくびっくりしたのを覚えています。そして、上にも少し述べましたが、街がとても綺麗です。シカゴは高層ビルの建築でも有名ですが、典型的な最もアメリカらしい都市ではないかという感じがします。シカゴにいるときはただうきうきして、美術館やミシガン・アベニュー（ショッピングストリート）など、いろいろな所を一人で観光しまくっていました。
				
				～大学の印象～
				シカゴからシャンペーンまでバスで移動し、初めて寮に来た時は寮を見て「かわいい！」と思いました。建物はヨーロッパ調の赤レンガでできており、ロビーにはグランドピアノがあります。チェックインをして部屋に入ると、現地出身のアメリカ人のルームメートが‘Hello!’と笑顔で声をかけてくれ、緊張も一気に吹き飛びました。今まで海外に行く機会は多かったですが、実際に住むのは初めてなので、不安はありました。しかし到着した後はなぜかひと安心することができて日本と同じような気持ちにスムーズに入れたことが自分としても驚きです。
				キャンパスの第一印象は「広い！」でした。おそらく皆が口をそろえてこう言うと思います。いわゆる「キャンパスタウン」です。気候は比較的穏やかで、晴れた日の透き通るような真っ青な空が大好きで、まだ暑い時期はよくQuadの木陰に寝転んで音楽を聞いていました。１０月下旬ともなると、無理です、気温は０℃近くまで下がる日も出てきます、凍えます(笑)。
				来る前までは何もないのかなあという印象でしたが、Terminalの近くに行けばおしゃれなカフェやレストランもありますし、学校の近くのGreen Streetにもおいしいお店はいろいろあります。小ぢんまりとしている中で必要なものはすべてそろっているという印象なので、特に不自由はしていません。
				
				～授業開始～
				私のスタンスとしては、秋学期はとにかく面白い授業やアクティビティを取り入れながら自分の学びたい勉強そして英語の練習をバランスよくしていこうと考えていました。
				日本と違う所はやはりGPAをとても重視するところです。日本の学生の中には卒業のための単位取得に重きを置いて、内容は重視されないことが多い気がしますし、就職活動に関してもGPAの提示を求められないことが多いと思いますが、アメリカではGPAによって就職可能な企業、そうでない企業が出てくるという、いわば「足切り」のようなものが存在するようです（もちろんGPAがすべてというわけでもないとは思いますが）。
				12Creditのうち１／４はイリノイ大学という総合大学ならではのAerobicsやFloral Arrangementのコース、残り３／４は統計学、医療システム学、（植物に特化した）栄養学といった自分の分野に比較的近い授業を取っています。
				個人的に一番面白いのは医療システム学で、この授業ではアメリカでも最大のエンタープライズのひとつであるヘルスケアに関してgovernment policyやeconomics、人種の違い等の観点から切り込んでいく内容になっています。数週間前には元イリノイ州知事のJim　Edgar氏がご登壇され、イリノイ州やアメリカ全体のヘルスケアポリシーのご講演を授業中にお聞きできる機会もありました。こういった内容は私が以前から興味を持っていたことでもあり、実際に学んでみたかったことなので、とても満足しています。ただ、私はアメリカの政治や経済に関する知識が乏しく、医療を考えるにあたって大きな影響を及ぼすこれらがネックになって、レポートを書くのが非常に困難なことがあります。これは、とても悔しいです。もちろん常識として知っておくべきことではあると思うのですが、来学期はPolitical Scienceの授業を取り、今の自分に足りないところを埋めていかなければと思います。もうひとつこの授業の好きな点は、複合的な学術プログラムやinfo sessionのアナウンスをしてくれることです。日本ではなかなか聞くことのないMHP(Master of Public Health)/MBAのdual degree programや、Health Care Consulting Firmのinfo sessionについて情報を得ることができ、先日もヘルスケアや病院経営、医薬品企業へのコンサルティングを行っている会社のinfo sessionに参加してきました。JICのプログラムに応募した当初は大学院進学を希望していましたが、このような話を聞いたり情報を集めることによって、まず社会の第一線で働き経験を積んだ上で、さらに上を目指してMPH/MBAのプログラムに挑戦したいという気持ちも湧いてきました。
				Aerobicsではエアロビの他、ヨガをやったりサルサやズンバダンスも踊っています。Flral Arrangementのクラスでは意外と（？）体系的に講義とLab classが開講され、案外テストで覚えることが多く、大変だったりします。
				他の３人の奨学生の中には勉強が大変すぎて死にそうな人もいるようですが、私は授業に関してはコンスタントに、特に辛いこともなくこなしているという感じがします。ただ、最初は自分の英語力にも自信がなく、多少敢えて余裕をもった感があるので、来学期はもっとレベルの高い授業に挑戦して勉強漬けになってみたいと思っています。
				～midterm exam～
				アメリカでは、日本と比べてテストが多いことも印象的でした。日本の大学と違って成績の付け方が非常にはっきりと明示され、日々のquizzなどこつこつと勉強する型が評価されるのがアメリカです。私は９月の下旬にmidterm1、１０月下旬にmidterm2があり、遊ぶ時はもちろん遊ぶのですが、なぜかいつも「あ、次のテストいつだっけ・・・」と心のどこかにテストの存在がいたりします。しかし、授業さえきちんと聞いていれば特に問題はありません。英語がネックで解けないということはまずないと思います。
				私の中では統計学のテストが２関数変数対応の電卓持ち込み可で午後６時～９時まで３時間のテストが一番焦りました。しかし、それも授業中に理解さえしておけば特にテストのためだけに勉強することもないということに気付きました。期末テスト前に詰め込む日本の形式よりも、私はテストが何回かあったほうがありがたいと最近はつくづく思います。
				～学外の活動～
				私がアメリカに来て非常に強く感じたのは、キリスト教という宗教の大きさです。日本人全体の傾向としては基本的に無宗教の人が多いと言われると思いますが、アメリカではキリスト教徒が大多数です。人々の実生活に溶け込んでいるので、何かと目にしたり耳にしたりする機会は多くなってきます。例えば、入学してしばらくは様々なBible Studiesのミーティングに誘われたり、キリスト教団体が思っていたより多いことに気がつきました。当初は「私、キリスト教徒じゃないし、バイブルスタディーズなんて行っても、逆に失礼じゃないか」と思ったりもしたのですが、彼らにとってキリスト教は生活の一部なので、裏を返せば、一番友達が作りやすい場でもあります。私はひとつの文化体験として、ミニオリンピックという年一回行われるキリスト教団体全体の運動会や毎週Bible Studiesに参加したり日曜日には教会にも行っています。今まで経験してこなかったことであり、今後こういった機会が実際にあるのかもわかりませんが、出会う人々や彼らの考え方に触れることでもう少し深くアメリカという国を理解できそうな気がします。
				その他、週末にはパーティがあったり、連休の際には大学の友人の車でシカゴに遊びに行ったり、学校以外にも楽しいことはたくさんあります。
				・・・と、ここまでいろいろ綴ってきましたが、何はともあれ周りの人は皆親切でいい人ばかりで、特に困ることはなく楽しく過ごせています。日本にいる時よりも悩むことは逆に減ったような気さえします。京都では何かと考えたり哲学することが多かった気がするのですが、やはりシャンペーンという土地柄のせいでしょうか・・・(笑)。穏やかな土地ではありますが、ここでは皆、学生のうちから積極的に将来に繋がる活動に取り組んでいて、とても刺激されます。留学生活の１／４が過ぎようとしていますが、残りの生活も新たなことに挑戦しながら、勉強や英語も頑張り、自分の将来についてもっと真剣に向き合う機会を多く持っていければと考えています。
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		<title>後藤直樹さん2011年最終レポート</title>
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		<pubDate>Thu, 13 Oct 2011 23:13:48 -0700</pubDate>
		<dc:creator>2008nazuna</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[‐後藤直樹（10年度奨学生）]]></category>

		<category><![CDATA[2010年度奨学生レポート]]></category>

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		<description><![CDATA[				JICのみなさま、レポートを読んでくださっているみなさま、こんにちは。
				帰国してから５ヶ月が経とうとしています。ちょうど二年前の今頃は、小山八郎記念奨学金への応募を本格的に準備していた頃だと思います。過去の奨学生レポートを何度も何度も読んでいろいろと逡巡していたあの頃を、ふと思い出しました。こんなすごい経験自分に出来るのだろうか。そんな資格自分にあるのだろうか。当時の自分にとっては、応募するということ自体、容易に踏み出せない一歩でした。
				二年間経って今、あの頃の自分から、すこしは変われただろうか。強くなれただろうか。たぶん、とは言える気がします。少なくとも二年前の悩んでいたあの時の自分に、やっぱり君の選択は正しかったよ、とそのことを迷わず伝えられるのは確かです。かつての自分と同じように、逡巡しながらも留学に興味を持ってこのHPを読んでいる誰かに何かを伝えられたらいいな、と思いながら、この最後の奨学生レポートを書かせていただいています。
				日本に帰ってきて半年、「留学どうだった？よかった？」と、久しぶりな誰かに会うたびに聞かれます。「良かったです。また行きたいです。」迷わず応えています。その言葉に嘘はないし、美化しているわけでもありません。でもふと冷静にこの留学を振り返ると、自分からそういう言葉が出てくるのが不思議に思える時があります。
				思えばイリノイに居た９ヶ月間、そんなに楽しい事ばかりではありませんでした。むしろ割合から言えば、しんどい事の方が多かったかもしれません。いつもプレッシャーに追いかけられていました。普通にやったら終わらないようなアサインメント。数日後の課題がちらちらと頭をよぎり、寝れなくなる事もしばしばでした。不眠症になったのは、人生で初めてだったように思います。しょっちゅうおなかを壊していたような気がするし（脂っこい中華のせいですね！）、４０度以上の高熱を出して寝込んだのも二度三度ありました。要領という存在に気付いて楽になったのは、ずっとずっと後でした。
				ああ、自分はなんてタフじゃないんだ。もっと力を抜いてやれば良いのに、なんでそんなに肩肘張ってるのさ？と、何度も何度も思った気がします。それでも今、こうして確かに大きなものを学び取って帰ってきた、と確信しているのは、こんな情けない自分と向き合いながらも、少しずつそれを乗り越えて行ったからだと思っています。
				一つ、本当に大きな転機になったと思っている事があります。Fall Semesterも中頃を過ぎた頃、津波が東北の町を飲み込んで行く俄には受け止め難いニュースが、１万キロ離れたイリノイにも届きました。こんなにも離れているのに、ニュースが届くのは一瞬でした。物理的な被害は一切受けていないのに、家族も無事なのに、大きなショックを受けている自分。授業やアサインメントにも手がつかなくなる。身体は大丈夫なんだから、少なくとも今やるべき事をやらなければならない。頭では分かっていながらも、どうにも動けない。大丈夫なはずの自分が心底、情けなく思えました。
				幸いなことにちょうどそのすぐに後、大学は一週間の春休みに入りました。このままじゃ駄目だ、と思いました。どうにか態勢を立て直さないと。悩んでいても仕方ないし身体を動かそうか。そう思い、ARCという大学のジムのCombatルームで一人、ワークアウトを始めました。アメリカでも振ろうと日本から持ってきた木刀で、数ヶ月ぶりに習っていた古武道の練習を始めました。懐かしい感じがしました。汗を流した後、ああこれだ、と思ったのを覚えています。
				授業が再開されてからも、毎日ARCに通い続けました。どんなにアサインメントに追われていようと、それを途中でほったらかしてでも、一日一時間は身体を動かすようにしました。好きなことは続くものです。結局、それから帰国までずっと、ほとんど毎日ARCに通いつづけました。不思議な事に、今まで感じていたプレッシャーや、夜寝られなくなるという事が、運動するにつれだんだんなくなって行き、むしろ前よりずっと効率的に勉強に向かえるようになって行きました。
				本当に些細なことですし、当たり前と言えばそうかもしれません。けれど、個人的にはとても大きなことだと思っています。自分がタフじゃない、ということは昔から良く分かっていました。でもだからしょうがない、ということでそんな自分をあたりまえとして受け止めたくはありませんでした。そういう自分であるということは認めながらも、どうにか努力でそこを補えたらと思っていたのです。
				後から振り返って思うのは、このときに私はその為の小さな可能性を見つけられたのではないか、ということです。自分は自分で立て直すことが出来る。自分に自分から働きかけることが出来る。その気付きは私が一生の中で得たものの中でも有数の、心強い確信として、これからもずっと共にあるような気がします。
				留学というoptionが開く可能性のようなものは、ほとんど無限にあります。いま振り返ってみて、もっと出来たのでは、そんな風に思えることはたくさんあります。けれど私は此所で種のようなものを貰ってきたのであって、それはむしろ今から、大切に育てていかなければならない可能性のようなものだと思っています。
				二年前の自分へ、もし何かできることがあるのなら、君がしようとしていることは良い選択だと思うよ、とそっと声をかけるだろうと思います。小さなことに悩んでるなぁ、と思うかもしれません。けれど元気に一回り大きくなって帰ってくることを（体重ではなくて）切に願うだろうと思います。
				二年前にタイムマシンで帰る訳には行きませんから、代わりにかつての自分のようにいま、悩みながらも留学や何かいろいろな選択を決断しようとしている人に、同じ言葉をかけれたらな、と思います。成長は個人的なものであって、あらかじめその形を予測する必要はないと思います。可能性を限らずにいれば、本当に価値があると思うものに出会えると、信じています。
				最後に、この留学はたくさんの人の支えがあってこその物でした。本当にそうでした。何かの可能性にかけて奨学生に選んで頂いたJICの皆様、後押しをしてくれた叔父、支えてくれた家族、お帰りと迎えてくれた研究室のみんな、本当にありがとうございました。嬉しかったです。また、何より他の同期の奨学生の三人、ありがとう。本当にこの三人が同期で良かったな、とつくづく思います。一人一人が僕の中で強烈な印象を残しています。そして最後にもう一人、９ヶ月間いつも助けてくれていた友人に、この上ない感謝を。どれほど助けられたことか。本当にありがとう。
				
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		<title>近藤千鈴さん2011年最終レポート</title>
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		<pubDate>Thu, 13 Oct 2011 22:55:11 -0700</pubDate>
		<dc:creator>2008nazuna</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[‐近藤千鈴（10年度奨学生）]]></category>

		<category><![CDATA[2010年度奨学生レポート]]></category>

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		<description><![CDATA[				JICの皆様、こんにちは。2010年度奨学生の近藤千鈴です。日本に帰国し、総会で留学のご報告をしてから、早三か月が経とうとしています。一年ぶりの授業に馴染めるだろうか、と多少不安を覚えながら、先月大学にも復学いたしました。
				奨学生レポートも今回で最後になりますので、留学を終えてからの振り返りを書きたいと思います。
				Final Week前～学期後
				徐々に期末試験に向けて授業が大詰めを迎えた4月は、AAS258　Muslims in Americaの最終課題であるresearch paperの準備に、多くの時間を費やしていました。この課題は大学でのインタビュー調査が前提になっているのですが、私は短い準備期間の中とにかくデータを集めたかったので、ムスリムの学生が、どのように大学で宗教的な食生活（教義上食べることを許されている食事）を保っているのか、また実践の度合い、宗教的な解釈の個人差はどのように生まれるのか、という比較的シンプルなテーマを設定しました。調査期間中は、とにかく毎日色々な所に出向き、参加者を募ってはインタビューを行う、の繰り返しでした。ラッキーだったことは、インタビューと称して国籍もバックグラウンドも様々なムスリムの学生と話す機会が持てたことです。図らずとも、この授業のテーマである「アメリカのムスリム」の多義性を肌で感じることができました。インタビュー調査についても、予想以上に面白いデータがとれ、教授やクラスメートからも非常に好意的な評価をもらうことができました。
				5月に入ると、いよいよ学期末試験に向けて忙しくなりました。案の定いくつかのレポートは提出期限ぎりぎりに書き始めることになってしまい、ファイナルを終えた友人が実家に帰った後も、ひたすら一人コンピューター室で課題に取り組み、別れの感傷に浸る暇もありませんでした。時間的に余裕をもって終わらせた課題については、LibraryでのWriter’s Workshopという添削のアドバイスを受けることができたのですが、そうではない課題は一気に書き上げたため、出来上がったペーパーを見てもどこか違和感のある箇所がありました。イリノイにいた9か月間で、今までにない量のwritingをこなしたとは言え、やはり適切な語彙を使い、英語話者の視点で無理のないロジカルな文章を書けるようになるには、まだまだ練習が必要だと感じています。
				学期後は残りの海外生活を惜しむように、1か月ほどヨーロッパを旅しました。まともな旅行鞄もなかった私は、リュックと２つの肩掛けバックを持って移動する、という極めて不細工な恰好ではありましたが、大きなトラブルもなく一人旅を満喫しました。ドイツで新型の食中毒が流行っているときに、何も知らず前の晩の残り物を食べてしまい、その後は懲りて、文字通りパンとソーセージのみで過ごしたのもいい思い出です。
				旅先では、アメリカ人に出会うこともしばしばあったのですが、彼らとシカゴやイリノイの話を過去形で話していることに、ああ、もう自分の留学も終わったのだな、と強く感じたことを覚えています。思えば、道中でも何かと日本に帰るのだ、ということを意識させられ、日本の生活に戻る心の準備をしているような旅でした。
				留学を振り返って
				もともと留学への興味はありましたが、私がイリノイ大学への留学を強く希望したのは、日本で所属する大学の講義や、「あれもこれも」といった広く浅く型のカリキュラムの内容に不満を覚えていたことが大きかったと思います。そのため、留学先では自分の大学で学びきれない分野、具体的には文化人類学を一から勉強してみたい、と考えていました。そういった意味で、私は自分の専門分野における知識や経験の蓄積が、他の留学生と比べて少ないところからのスタートだったと思います。イリノイで学生と議論する中でも、彼らと十分に張り合うには自分に絶対的な強みがないということを痛感することが多く、苦い思いをしました。ただ、それで萎縮してしまうのではなく、切り替えて目の前の課題に取り組み続けたことは、私の自信につながっています。
				振り返ると、向こうで新たな興味の対象を見つけ、深めることができたことは大きな収穫でした。もちろん、まだまだ学ぶべきことはありますが、大まかな導入を学び、多くのケーススタディを経たことで、日本で勉強を続けていくだけの土台はできたように思います。
				それに加え私が留学の目標として考えていたものには、アカデミックな英語に慣れ、学部で通用する程度まで上達させること、単純に海外経験を積むことで、異文化の中でのストレスに対処して生活していけるだけの基礎体力のようなものを身につけたい、ということでした。英語に関しては９か月の留学の間に慣れはしましたが、多くの奨学生が言うように、学期中は目の前の課題をこなすことに時間を追われ、あまり集中的に英語の勉強ができませんでした。帰国後こそ、地道な勉強を続けなければと実感しています。
				最後になりましたが、JICの皆様、先輩方には、一年を通してたくさんの励ましを頂きました。出発前から留学を終えるまでの節目には、JICの方からの支えがあったことを思い返します。今後は自分にできることで、JICに恩返しができればと考えています。ありがとうございました。
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		<item>
		<title>留学をして</title>
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		<pubDate>Tue, 11 Oct 2011 21:38:45 -0700</pubDate>
		<dc:creator>2009yanagi</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[-柳潤子(09年度奨学生)]]></category>

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		<description><![CDATA[				
				【イリノイ大学体験レポート】　柳　潤子
				簡単な自己紹介
				一橋大学法学部法律学科　イリノイ大学留学前までは法科大学院志望だったが、帰国後進路変更し現在就職活動中
				留学しようと思ったきっかけ
				高校一年生の時から、将来は弁護士になると決めていたため、多くの弁護士が社会の様々な分野で活躍しているアメリカへ実際に行って、自分自身がどういった弁護士になれるのかを考えてみようと思ったのが一番大きな理由だと思います。大学一年生の時から学生ＮＧＯに所属し、日本に住む外国に背景を持つ子どもたちへの教育支援を行っていたため、アメリカで移民問題やＮＧＯ、学生団体の運営について学んでみたいとも思いました。また、この先海外の大学院へ行こうと思ったときや、海外へ仕事の分野を広げたいと感じたときに、学部生時代に一年間海外で学生生活をすることが、将来の可能性や選択肢を広げてくれるのではないかと思い、応募いたしました。
				イリノイ大学における学生生活
				大学進学のために親元を離れ東京で一人暮らしをしていた私にとって、寮での生活が新鮮でとても楽しかったです。ルームメートと１つの部屋を共有することが最初は不安だったのですが、家族のように心を開いて話ができるようになり、同じフロアには仲のいい友人が何人もでき、夜中に友人の部屋へ行っておしゃべりをしたり、週末には一緒に遊びに出かけたりと毎日本当に人に恵まれた生活を送っていました。アメリカ留学中の冬休みにはイリノイ大学のプログラムを通して、奨学金付きのイスラエル留学をさせていただくなど、一年限りの大学生ではなく、イリノイ大学生としてイリノイ大学の職員の方々にも本当に大切に扱っていただきました。社会問題に触れる機会も多く、移民問題やジェンダー問題に携わるグループにメンバーとして参加させていただき、多くの刺激も受けました。また授業で英語がわからず苦労したことや肌で感じた自分知識不足・見識不足の点については、これからの人生における新しい課題をいただいたと思って学び続けていくつもりです。
				これから小山八郎記念奨学制度に応募する方へのメッセージ
				将来は弁護士になる！と決意しての留学でしたが、このイリノイ留学が大きなターニング・ポイントとなり私は就職することにしました。それは、アメリカで民族や宗教の違う人々が一緒に暮らす難しさと奥深さ、日本の豊かさが決して当たり前ではないこと、さまざまな角度から社会問題、政治問題に取り組む友人たちの姿を見て、日本で弁護士になるのではなく、もっと国際的に社会に貢献できる人になりたいと思ったからです。留学準備、留学中、帰国後とイリノイ大学同窓会の方々には本当に多くのアドバイスや支援をしていただきました。一年間日本で在籍していた大学を休学してのイリノイ大学留学だったのですがお釣りどころかそれ以上の経験をさせていただいたと思っています。さまざまな留学の形がありますがアメリカ・イリノイ留学は、チャンレンジしてみたいと思ったら、どんなふうにでも充実させることができる機会だと思っています。是非応募してみてください。
				
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