2002年5月26日(日) イリノイ大学室賀教授を囲む会を都内で開催

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五月晴れの日曜のお昼,フォーシーズンズホテルで,一年振りに来日された室賀教授を囲む会を開催致しました.この春学期に先生は最終講義を終え, DCL で我々が講義を聴講する機会はもうないようです.ですが,27日にイリノイへお戻りになった後も,PhD学生の指導やVLSIの第2版執筆などで,引き続 きお忙しい毎日をお過ごしになるようです.次に来日される際にはまた皆で集まろうと約束し,庭園で写真を撮って散会しました.

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(写真は後列向かって右から荻野さん,古賀先生,松尾先生,森先生,室賀先生,立田先生,原さん,村井先生,古市,前列右から宮崎先生,旭さん,青山さん,大山先生,中里先生)

2002年5月16日(金)JIC勉強会を都内で開催

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JIC勉強会を5月17日(金)19:00より行いました。あいにく冷たい雨の降る中ということもあって、参加者は少数精鋭の6名でしたが、質問も相次ぎ大幅に時間を超過して21:00過ぎまでの有意義な勉強会となりました。
講師のトビー先生は、1996年から2000年までイリノイ大学東アジア言語文化学科長を務められた後、この2年余り東京大学大学院教授として朝鮮と日本の歴史的な関係について教えられていましたが、今年の7月にイリノイ大学に戻られるとのことです。
テーマは「異国から見える富士山と近世から近代日本のアイデンティティー」で、主に朝鮮と日本との関係の歴史において富士山が日本のナショナルシンボルとして発展していったプロセスを多数の文学作品や絵画を交えながら流暢な日本語で解説してくださいました。
ちょうど日韓ワールドカップ開催の直前という時期でもあり、両国の関係を再認識するいい機会となりました。
[レポート&写真:野澤幸弘 」

大田祥子さんの2002年5月分レポート

jicmlメンバ各位,

古市 (’92-94 MS in Computer Science)です.

2001年の秋学期からJIC奨学生としてUIUCへ留学中の大田 祥子さんからのレポートが届きましたので,皆さんにフォワードします.

大田さんは春学期でフィールドワークを中心とした授業を取り,日本では経験できない貴重な体験をされたように思います.留学生活もあと残すところ夏学期のみとなりましたが,悔いのないように,米国での生活を満喫されることを期待してます.

以上.

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2002年 5月分レポート
大田 祥子
奈良女子大学大学院 2年
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JICのみなさま、いかがお過ごしでしょうか。早いもので、春セメスターも終わり、そろそろ夏がやってきそうな気配です。まだ気候は安定しませんが、晴れた日にはクワッドの緑が鮮やかです。今日は期末試験が終わって最初の日曜日。久しぶりにのんびりと過ごしています。

年明けから始まった春学期。地元の人が言っていたとおり、3月のスプリング・ブレイク前にドカ雪に見舞われ、春が遠のくかとさえ思いました。ブレイク中は、南西部の国立公園を、モーテルを転々としながらレンタカーで回り、飲み込まれるような自然に圧倒されました。一口にアメリカといっても土地によって風土が様々で、機会があれば、もっといろいろな場所を訪れてみたいと
思いました。

この春セメスターは、ESLに加え、preschool(Child Development Lab)での観察法トレーニング、Carle Hospital小児科での実習、フランス語のレッスンをとり、様々な出会いに恵まれて充実した学期になりました。

Preschoolでの観察トレーニングでは、観察対象となる子どもが各学生に一人ずつ割り当てられ、学期末にはケース・スタディーをもとにした論文を書き上げました。観察の一環として、preschoolの活動に参加し、子どもたちと身近に接することができたのは嬉しかったです。また、論文作成の過程で、実際にお子さんのご両親のところへ赴いて、お子さんの家庭での様子をインタヴューしたことがとても印象に残っています。一概には言えないことだとは思いつつも、インタヴュー後に感じたのは、予想していた以上の、アメリカのお父さんの育児への関心の高さでした。同時に、眉尻が下がる、と例えられるようなお子さんに対する眼差しは、どこの国でも共通なものなのだなと思いました。

Carle Hospitalでの実習も、忘れない貴重な経験となりました。Child Life Specialistの下で、長期・短期療養中の子どもたちの精神面でのケアをお手伝いしました。病室を巡回して子どもやご家族の話し相手になったり、検査時や痛みを伴う医療行為の際に子どもに付き添ったり、またPlayroomで子どもの症状や年齢などにあわせたPlay Activityを実施したりしました。特に、入院生活の中で少しでも子どもが健康に成長できるようにとの目的での、「遊び」を通した介入は、小児病棟において、医者や看護婦とは異なるSpecialistの重要な役割であると思いました。また、日本人の私が実習を通して感じたことは、言語をはじめ、テレビ番組やゲームまで、子どもたちのあらゆる文化的バックグラウンドに精通していることの大切さでした。英語を使って病院で働くというのは、勉強するのと全く違ってなかなか厳しいものがありましたが、いつも親切にサポートしてくださったSpecialistのDiane、HDFSのDebra教授、そして実習生のみなさんには特に感謝しています。また、この留学生活全体を通して、私にこのような貴重な機会を与えてくださったJICのみなさまにも改めて御礼を申し上げます。