2003年6月20日(金) 「ハード・ロースクール校長歓迎レセプション」を開催

東京第一ホテルにおいて「ハード・ロースクール校長歓迎レセプション」を開催致しました。

2003年4月吉日
イリノイ大学ロースクール日本人卒業生並びにJIC会員 各位

イリノイ大学ロースクール日本人卒業生有志
代表 外 山 興 三
イリノイ大学日本同窓会(JIC)
会長 原 史 郎

ハード・ロースクール校長歓迎レセプションのご案内

本年6月17日より10日間の予定で、ロースクールのヘイディ・ハード校長(Dean Heidi Hurd[Ms.])他3名の教授と卒業生担当ディレ クター1名とともに来日されます。つきましては、同校長らを歓迎の宴を以下のような日程で開催致したいと思いますので、皆様ご多忙のところ大変恐縮ではご ざいますが、万障お繰り合わせの上、ご出席を賜りたいと存じます。本レセプションにロースクール日本人卒業生だけでなく、米国人他の外国人ロースクール卒 業生(LL.M.及びJ.D.)や、企業内法務部・法曹界のイリノイ大学日本人卒業生、あるいはこれらの方々との交流にご興味をお持ちのJIC会員の方の ご参加も歓迎致しますので、ふるってご参加下さい。

日時:2003年6月20日金曜日 午後7時から
場所:新橋・第一ホテル4階 「サマーラウンジ」
電話 03-3501-4411(代)
会費:1人1万円(同伴の卒業生ご家族は1人5,000円)

以上のような次第ですので、ご出欠のお返事を電子メール(illiniky@yuasa-hara.co.jp)又はファックス(03-3246-0233)にて、本年4月20日までに、担当・矢部耕三宛ご連絡頂戴致しますよう、お願い申し上げます。

April, 2003

堀川裕美子さんの2003年5月分レポート

JIC会員の皆様

奨学生 堀川裕美子さんからの最後のレポートが届きました。非常に充実した一年を過ごされたことが、ひしひしと伝わってくるようなレポートです。堀川さん、どうもありがとうございます。

それでは。
ayako kosegaki

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2003年 3月分レポート
堀川 裕美子
東京都立大学 人文学部
社会福祉学科3年
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日本は梅雨の季節と思いますが、皆様におかれましては、如何がお過ごしでしょ
うか。まったく信じられませんが、今回が最後のレポートということになって
しまいました。

振り返ってみると、おそらく、大変なこともあったのでしょうが、思い出せる
ことは、楽しかったことだけです。こちらで過ごさせて頂いた中で、一番の収
穫は、英語が多少なりとも上達したということではなく、多くの人と出会えた
ことです。

私がこちらに来る動機となっていたのはもともと学術的な達成ではなく、異なっ
た文化の中で、さまざまな視点を学ぶということでした。確かにこちらに来て、
日本人とは違う感覚を体感し、また、そこから、自分の気が付かないところで、
自分自身が「日本人的」考え方をしているのだということを発見しました。自
分はやはり日本人なのだというアイデンティティを実感したような気がします。

しかし、私が得た、人との出会いというのは、こういった、国民性だとか、民
族のアイデンティティだとか、まさに、文化、によって規定されたカテゴリー
でくくった考え方の相違とはまったく別次元の何かを含んでいるように思いま
した。こういった、出会いというのは別にアメリカだから、起こったというこ
とではなく、日本にいても同じように、かけがえのない出会いというものがあ
るのだと思います。

けれども、日本にいるときは、この出会いを私はずいぶん見過ごしていたので
はないかと、こちらに来て思いました。こちらでの出会いは、一年という限ら
れた期間の中で、たまたま、日本からアメリカにきて、しかも、イリノイのシャ
ンペーンに、今このとき、であったからこそ、出会えたのであって、出会えな
かったかもしれない可能性のほうがずっと大きいように、感じられ、出会いの
大切さがほとほと身にしみたからです。一人の友人が、別れ際に、have a
good lifeといってくれました。私たちは笑いましたが、よくよく考えてみる
と、ほんとにこの言葉は的を得ていて、改めて、これが出会いなのだなあと思
いました。もちろんこうして出会った人々の異なる視点、それは、おそらく、
国であるとか民族であるとか、文化的なもの、あるいは個人的なものを強く反
映しているのでしょうが、それらは、みんな私の中に残っていると思います。

セメスターも卒業式も終わり、多くの友人がシャンペーンを去ってしまい、私
ももうすぐここを去るのだと思うと、さびしくてたまりません。

私は6月のはじめに日本にほんの短期間帰国して、サマーセッションの第2期
をとる予定です。そのあとの予定についてはまだ決めていませんが、その時が
来るのはあっという間だということは、想像に難くありません。

これほどに貴重な経験をさせていただいた皆様には、なんとお礼を申し上げ良
いか分かりません。あまりに感謝の気持ちが強いと、言葉が見当たらないのだ
と、つくづく感じます。月並みな言葉でしかお礼を申し上げられないのが情け
ありませんが、お許し下さい。

ほんとうにありがとうございました。
残された時間を精一杯、有意義にすごさせていただきます。

東京都立大学 人文学部 社会福祉学科 4年 堀川裕美子

岡沢宏美さんの2003年5月分レポート

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2003年 5月分レポート
岡沢 宏美
大阪外国語大学4年
http://sc.gaiax.com/sc/cools/maypanda
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一年間の留学も終わりに近づき、最後のレポートを皆様にお届けすることと
なりました。

サマースクールを取るとはいえ、正規の留学期間である2セメスターを終え
た今、一年の 生活がどれほど貴重で、有意義であるか、という事を実感して
います。 一年の生活について、言葉で表すことは難しく、まして数百字でま
とめる、という事は できません。本当により抜きでしかありませんが、感謝
の気持ちを込め、数点に絞って 述べたいと思います。

思い出深いものの一つは、ガールスカウトでの活動です。ハロウィンでの仮
装、老人ホームや児童施設でのボランティア活動、活動費を集めるためのバザー
にハイキングなど、面白いことをたくさんしました。

そして、最後の活動時に、私のためにサプライズ・ バースデーパーティー
をしてもらったのには、 感動しました。日本でしていた活動を続けることが
でき、またその活動を通し、仲間と会い、様々な経験ができたことは、何物に
も代えられない大切な思い出です。

もうひとつ、きっと忘れないのは、寮での生活です。毎日毎日、大勢の人に
会い、毎晩のようにカフェテリアの夜食の甘いケーキとコーヒーを前に、数時
間のおしゃべりに興じ、寮の地下のカフェテリアで、たくさんの仲間と、どれ
ほどの時間を過ごしたのかは、想像できない程です。カフェテリアに行くと、
必ず誰か知り合いがいて、一緒に食事をしていると、そのまた友達が加わり、
自己紹介をすると仲間が増えます。食事のテーブル には、そのうちに20名
ほどの人数になることも普通でした。寮を去る最後の日まで、大勢でわい
わいと楽しく過ごしました。

日本では、実家から大学へ通っていた私にとって、キャンパスの寮に住む、
というのは とても新鮮で楽しい経験でした。ルームメイト、エレベーター、
ラウンジ、カフェテリア、 バスルームまで、寮に住むと本当に大勢の人と会
い、言葉を交わします。帰国すれば、きっと寮での生活が恋しくなると思いま
す。

勉強面でも、得がたい経験をしました。日本では学ぶ機会のなかったスピー
チや教育学、それに専攻の言語学も、様々な角度からアプローチを図っていて、
素晴らしいものでした。言語学の本場であるアメリカで、しかも著名な教授が
揃うイリノイ大の言語学科で丁寧に指導を受け、知的な刺激にあふれた日々を
送ることができたのは、留学した醍醐味です。徹夜でレポートを作成したり、
課題に追われたり、ハードではありましたが、 その分だけ身に付くものも多
いと感じます。

夢であった留学が叶えられ、期待以上に素晴らしい留学生活ができたのも、
JICの皆様のおかげです。同じ奨学生と出発前から友達になれたのも、留学
中にたくさんの サポートを頂いた事も、JICの奨学生として留学させて頂
いたからだと感謝しています。

この一年で、本当にたくさんのことを経験し、学びました。
これからも、夢に向かって 頑張っていきます。
ありがとうございました。

前田耕君の2003年5月分レポート

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2003年 5月分レポート
前田 耕
立命館大学国際関係研究科
博士前期課程
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JICの皆様こんにちは。

1週間ほど前にシャンペーンから帰ってまいりました。そして約9ヶ月間に及
ぶ留学生活に幕を降ろしました。

留学の終了にあたって、まず何よりもこれまで留学生活を支えていただいた
JICの皆様にお礼を申し上げます。こうしてトラブルもなく留学を終えること
ができたのも皆様のご尽力の賜物です。心より感謝しております。

留学を終えての感想は、多少甘酸っぱいものです。留学を終えたという達成
感と、イリノイを離れてしまったという寂しさが同居しています。しかし、一
つだけ確かなことがあります。イリノイでの9ヶ月間が非常に満足いくものだっ
たということです。

何よりも様々な人々と出会うことができました。

そして、アメリカ人を始め各国からの留学生など、本当にたくさんの友人を
得ることができました。これは私にとって何よりもうれしいことであり、一番
の収穫でした。 もちろん、彼らと離れてしまって寂しい思いはあります。し
かし、地理的な距離はあっても、人間的な距離は少しも感じません。次に彼ら
と会うときも、これまでと同じように仲のいい友人として接することができる
と思っています。そして、そう確信を持てることにとても満足しています。

また、外国人の友人だけでなく、日本人の方々との出会いも貴重でした。普
段日本では出会うことのできない人々と友情を築き、多くのことを学ばせてい
ただきました。

とにもかくにも、色んな友人ができたことこそ、今回の留学の最大の収穫で
した。なんと言っても、国籍、文化の相違を越えて友情を育むことができたの
ですから、これほど素晴らしいことはありません。このことは大きな自信にな
りました。

それにしても、なんとあっという間の9ヶ月間だったのでしょう。本当に時
間が経つのは速いものです。シャンペーン空港に降り立ち、牧場の臭いをかぎ
ながらキャンパスへ向かったのがまるで昨日のことのようです。しかし、シャ
ンペーンでの出来事の一つ一つを回想してみると、その思い出の多さにも気づ
きます。友人との出会い、忙しかった授業、テスト、そして週末のナイトライ
フ、旅行など、たくさんの思い出が駆け巡ります。そして、それらの一つ一つ
を思い出すたびに、充実した留学生活を送ることができた、と満足しています。

ところで、アメリカの大学で印象的だったのは、その授業のハードさです。
テストの回数も多く、宿題の量も日本の大学とは比べ物になりません。これに
は最初のころ四苦八苦しました。それでも一月ほどするとだいぶ慣れてきまし
たが、アメリカの学部生は4年間こういう生活を続けるのかと考えると頭が下
がる思いがします。私はすでに帰国したわけですが、これからもアメリカ人の
学生に負けないように勉強していかなくてはならないと思っています。

最後に、これからの予定ですが、実は8月からアメリカの大学院に通います。
場所はワシントンD.Cで、専攻は国際関係です。同じアメリカですが、また新
たな発見がたくさんあると思います。そしてより一層アメリカ文化への理解を
深めることができればと期待しています。

ワシントンでも、イリノイで学んだことを活かしながら、大いに頑張ってい
くつもりです。

今一度、JICの皆様を始め留学を支えていただいた方々に深くお礼申し上げま
す。ありがとうございました。JICの更なる発展を期待すると同時に、少しで
もそれに貢献できればと考えています。

立命館大学大学院
前田耕