中山輝美子さんからの2004年9月分レポート

JICの皆様

岡沢(02-03,LAS)です。今年度奨学生の中山輝美子さんからのレポートが届きました。中山さんはコスモポリタンクラ ブというキャンパスの中にあるシェアハウスについてリポートをしてくれました。コスモポリタンは毎週パーティーがあることで有名ですね。人との出会いが多 い、楽しい生活の様子が伝わってきます。

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2004年9月レポート
中山 輝美子
上智大学 比較文化学部 比較文化学科
international business and economics専攻 3年
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JICの皆様こんにちは。2004年度奨学生の中山輝美子です。

レ ポート遅くなってしまって申し訳ございません。早いものでUIUCに到着してから2ヶ月が経ちました。イリノイは日に日に寒くなってきていて、まだ10月 だということを考えると少し先が思いやられます。この2ヶ月間あっといまで振り返る時間もなく過ごしてきました。たくさん報告させて頂きたいことがあり何 から書けばよいのか迷ってしまいますが、まずCosmopolitan Club Houseについてお話させて下さい。

わたしは、 2003年度留学生の中村さんの紹介を受けてCosmopolitan Club Hoseというところに住んでいます。正直決める前はすごく悩みました。他の留学生が学生寮に決めていくなか、自分も学生寮でなくて大丈夫なのだろうか と。しかし、こちらに来てそのように風に悩んだことさえもおかしく感じています。

Cosmo Houseには一つの大きな家をみんなでシェアーするという形で14人のinternational studentsが住んでいます。ヨーロッパ・南アメリカ・アフリカ・アジアと世界中から集まっており、留学生、学部生、院生と環境もバラバラ。はっきり 言って共通点を見つけることのほうが難しいくらいなのに、仲良く毎日ワイワイと生活しています。

この家の一番素敵な点は、リビングに行け ばいつも誰かがいてくれるということです。こちらに来てすぐホームシックになった時も、慰めてくれる人、連れ出してくれる人、そしてホームシックの辛さを 分かち合ってくれる人と色々。一緒に暮らし始めて一ヶ月もたたない間にすごく仲良くなりました。夜中まで語り合ったり、一緒に映画をみたり、テレビのチャ ンネル争いをしたり、誰かの誕生日にはケーキを焼いてサプライズパーティーを企画してみたり、毎日盛りだくさんです。毎週木曜日には international coffee hourと称して、決められた国の料理を振舞って、パーティーを開かれています。先週はBrazilian coffee hourで家に入りきらないほどのお客さんが集まってしまい、家の前の歩道にまで人が並ぶ反響振り。家にいるだけで毎週新しい出会いがあります。

建物自体は築100年以上なのではないかと思うほど古いのですがとても居心地の良い環境が整っています。最近の悩みはあまりにも居心地が良すぎて引きこもり気味になってしまうことです。寒くなってきたこともありなかなか外に行く決心がつきません。

第 二回レポートでは家の外のことについてお話できるように頑張って活動的になろうと思います。お伝えしたいことは沢山あるのにいざ文章にしようとすると上手 くできずに悲しくなってしまいます。私が今こちらで体験していることの10分の1でも伝わればと思っています。このようなステキな経験をさせていただいて いて感謝の気持ちでいっぱいです。残り8ヶ月間みなさまに与えていただいたこのチャンスを最大限に活用していきたいと思います。

(株)アルクの雑誌「はじめての留学準備 スーパーガイド」に奨学生4名のインタビュー記事が掲載される

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10月15日に発行された(株)アルクの留学雑誌に、本年8月からイリノイ大学へJIC奨学生として留学中の4名(梶恭子さん、中山明子さん、中山輝美子さん、古川愛季子さん)のインタビュー記事が掲載されました。インタビューは、本年6月26日に年次総会が始まる直前、会場とは別の部屋で実施されました。過去の奨学生の中には、この雑誌をみてJIC奨学金に応募し てきた学生も多いことがが知られてます。おそらく、この雑誌を見て多数の学生が来年度の奨学生に応募してくることでしょう。

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梶恭子さんの2004年9月分レポート

JICの皆様

岡沢(02-03,LAS)です。

今年度奨学生の梶恭子さんからのレポートが届きました。

ただ今、大学はミッドタームの真っ只中です。日に日に寒くなる中、勉強もいよいよ本格的ながんばり時になってきました。梶さんはスピーチの授業の様子とイ リノイの田舎生活の快適さについてレポートをしてくれました。スピーチの授業はとても大変そうですが授業を落とさず、ちゃんと続ける事が素晴らしいです ね。

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2004年 9月分レポート
梶 恭子
一橋大学 社会学部社会学科 3年
専攻分野 マスコミュニケーション
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JICの皆様いかがお過ごしでしょうか。
こちらはいよいよ冷え込んで、イリノイの厳しい冬を想像させるような寒さになってきました。シャンペーンに到着したときは、うだる様な暑さだったことを思 い出し、こちらに来てからもう季節が変わるほどの時間が経ったという事実にただただ驚くばかりです。到着してからの一月半は文字通り矢のように早く過ぎて いき、ほんの昨日着いたばかりのような気さえします。この一月半の間に経験したこと全てが真新しく、目を見張るほど新鮮なことばかりで、どれからご報告し て良いのか決めかねてしまいますが、やはり授業の様子を中心にシャンペーンでの生活をお話したいと思います。

今学期は、English as a Second Language というWritingの授業の他に、日本の大学で専門に学んでいるCommunication関連のSpeech Communicationのクラスを二つと、Advertisingのクラスを一つ履修しています。どの授業もそれぞれ日本の大学で決して見られない、 専門的で興味深い内容なのですが、今回は中でも一番大変なPersuasion and the arts(Speech Communication)という授業についてお話したいと思います。

Persuasion and the artsというこの授業のタイトルを見た瞬間「これだ!」と思ったわたしは、満席の表示にもめげずに(先輩方のアドバイス通り)交渉のために直接教授の元 を訪れました。どうしてもこの授業をとりたいという意思を伝え、結果、30人のクラスの31人目として無事登録することができたのです。そして第一週第二 回目の授業の際、手渡されたレジュメを見て唖然としました。毎回100ページ近いreading assignment に加えてassigned episodeとしてビデオを見ていかなければならない旨が書かれていたのです。”this course is rigorous and demands considerable preparation for each class ”という一文を目にし、このクラスはnativeにとっても大変ハードな授業であることに気がついたのです。ドロップするなら今だ、という心と、せっかく 教授に直接交渉して履修させてもらったのだからドロップしては申し訳ないという日本人的な心と、授業の新鮮さに驚く気持ちがせめぎあい、次々に学生がド ロップしていく中、気がつくとドロップのdeadlineの日を飛び越えてしまっていました。大変な授業を履修してしまいましたが、熱意のある学生ばかり が残っているので授業は大変内容の濃いものです。もちろん留学生はわたし一人なので、教授もわたしが発言すると、大きなリアクションで反応してくれます。 学生と教授が相互に学びあうことを目的としたアメリカの大学のスタイルは非常に興味深く、自己嫌悪におちいったりもしますが、最近では日本の大学の何倍も 刺激的な授業をなんとか楽しめるようになってきました。

わたしは現在キャンパスの中央に位置するSherman Hallに暮らしています。到着してしばらくは寮に友人もできにくく、一人部屋ということもあってかなり寂しい思いをしていました。しかし最近では寮の内 外に友人ができ、むしろ部屋に一人でいる時間が貴重になっているという幸せな状況です。シャンペーンには何もない、という話を聞きすっかりそのつもりで やって来たのですが、不思議なことに全く退屈せずに毎日を過ごしています。シャンペーンは東京よりずっと暮らしやすい、というのは奨学生に共通する見解な のでしょうか。キャンパスの周りに広がるトウモロコシ畑ですら今のわたしには魅力的です。

このようなすばらしい機会を与えてくださっ て、本当にありがとうございました。日々、自分はJICに選ばれた、歴史ある奨学金制度の代表なのだということを誇りにがんばっています。これからもこち らでの生活、一日一日を貴重なものととらえて精一杯勉強したいと思います。どうか見守っていてくださいね。それでは、季節の変わり目、どうぞご自愛くださ い。

2004年10月03日(日) 雑誌ILLINOIS ALUMNIでJICが紹介される

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The University of Illinoois Alumni Associationが隔月に発行する雑誌”ILLINOIS ALUMNI”の2004年9-10月号の38ページに、次のようにJICの紹介記事が掲載されました。

About 70 members of the Japan Illini Club warmly welcomed Barbara Hundley, University of Illinois Alumni Association vice president and associate chancellor for alumni relations, and her husband, Charles, to the club’s annual general meeting at the International House of Japan in Tokyo in June. Other honored UI guests included professor Kimiko Gunji, MS ’71 LIS, AM ’79 LAS, and professors emeriti Saburo Muroga and Shozo Sato, HON ’99. The club annually sponsors four Japanese undergraduates who come to the U of I for one year to experience academinc and clutural life in the United States.(記事より引用)

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古川愛季子さんの2004年9月分レポート

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JICの皆様

岡沢(02-03,LAS)です。

今年度奨学生の古川愛季子さんから、第一回目のレポートが届きました。他の 奨学生からのレポートも、順次お届け致します。 奨学生の皆さんは出来次第、私宛にお送り下さい。

古 川さんは文学のクラスを取っているそうです。文学のクラスはリーディングがとても多いことで有名です。勉強を必死でがん ばりながらも、寮の友達とイリノイ大学での生活を楽しんでいるのが伝わって きます。熱が出てしまったそうですが、無理をしすぎず、どうぞ健康に過ごして下さいね。

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2004年 9月分レポート
古川 愛季子
お茶の水女子大学 文教育学部
言語文化学科 英語圏言語文化コース 3年
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こんにちは。2004年度奨学生の古川愛季子です。近日ここChampaignは急激 に寒くなって、秋を感じています。ここに来てからもう1月以上、沢山のこと が起こりすぎて、自分でもまだ整理がしきれない状態ですが、このレポートを きっかけにすこしずつ消化できたらいいなとおもいながら書いています。

まず、一番にみなさんにお伝えしたいのは、わたしはいま沢山 の良い友達に 囲まれて、幸せな毎日を送っているということです。わたしは学部寮のPAR、 Saundersの2,3階に位置するGlobal Crossroadというliving- learning communityに住んでいるのですが、ここでは皆が、いろんな国、back groundの 人と関わりたいという意志があり、初めて寮に移ってきた日から人種、国籍の 多様さ、そしてfriendlyな空気がとても心地よくすっかりなじんでしまいまし た。ルームメイトにも大変恵まれました。彼女はfreshman で、地元イリノイ 出身なのですが、とても良い子です(写真:Web上に掲載予定)。他人と一部 屋を共有するなんて絶対無理だと思っていたのですが、予想に反してとても快
適な毎日です。写真は私たちの部屋で、背景に移っているのは artistic postcards(!) で埋め尽くされた壁です。部屋の全ての白いスペースをアート で埋め尽くすことが今の私たちの目標です(笑)。私の特に仲の良い友達も白 人からラティーノ、African American、African、アジア系と本当にvarietyに 富んでいます。みんなが「hey, Akiko~!」と声をかけてくれるので、東京でか なりのホームシックだったわたしも、今のところその気配すらありません。

彼ら は本当に親切で、実は私は一昨日から今朝まで39.5度の高熱が出て大変 だったのですが、(もう治ったので心配しないでくださいね。)みんな学校の 保健センターに連絡を入れてくれたり、車で連れて行ってくれたり、様子をみ に部屋まできてくれたり、食堂から果物を盗んできてくれたり(笑)、本当に ありがたくて涙がでました。東京で一人暮らしをしていたときは一人で苦しん でいたのに、アメリカにきて人種も国籍もちがう友達にこんなに助けられるな んて、思いもしませんでした。ここに来て、日本にいたときには忘れていた 「互いに助け合う」という昔祖母から聞かされたような基本的で大切なことを 思い出さされました。

ということで、dorm lifeの面では大変充実した日々を送っています。さて、 勉強についてです。ESL以外には、映画研究の初歩クラス、アメリカの現代小 説のクラス、文学批評理論のクラスをとっています。全てENGLISHです。授業 はたしかにどれも中身がつまっており、充実しています。いまのところまだ、 必死でしがみついている感じです。ただ、私はどうやら内容的に欲張りすぎて しまった感があります。というのも私の日本での専攻はアメリカ文学なのです が、こちらで同じjunior levelのEnglishを取るのはどうやら無謀だったよう で、nativeの友達にも「生まれて初めて英語圏に住んで、いきなりnativeでも 大変なEnglishのクラスを取るなんて、アキコはcrazyだ」と言われています。 一クラスにつきtext10冊プラスreserveからのreading。Midterm前だというの にもう既に専門だけで13ページ位essayも書きました。更に恐ろしいのはgroup discussionです。白人5人に囲まれ、Hemingwayの作品についてのスラングだらけの超スピード会話についていけず泣きそうになった り・・・と、まだなか なか慣れません。African Americanの友達がそんな私のために「slung講座」 を開いてくれています(笑)。しかし自分がminorityになって、しかも困難な 状況に置かれるという経験も日本にいては絶対にできません。経験だと思って これも楽しむしかないと思っています。

American college is killing me, seriously…というのが今の正直な気持 ちですが、このように感じているのは私だけでなく、nativeの人すらそう感じ ています。しかし、そんなことを愚痴りながら、毎日深夜2時に一緒に図書館 から帰る友達がいるのも幸せなことです。今更クラスを変えることもできない し、何よりこれがやりたくてここに来たのだし、内容自体は本当におもしろい ので、何とか今学期乗り切れるよう頑張りたいです。そして来学期はご褒美と して、ENGLISHのクラスを減らし、他の語学や音楽などお楽しみコースをたく さん取ろうと思います。次回のレポートでは、もっと勉強についての明るい見 通しが書けるようにがんばりますね。

最後に、この機会 を与えてくださった皆様に感謝の気持ちを伝えたいです。 とにかくこのレポートを通じて、いろんな面で、わたしがとてもここ Champaignでの生活に満たされていることが伝われば幸いです。これから9ヶ月 余り、全力で頑張って、そして楽しもうとおもうので、見守っていてください。 改めて、この機会を与えてくださったことに感謝します。ありがとうございま す。