2008年度奨学生レポート(武友 浩貴)

JICの皆様、ご無沙汰しております。シャンペーンは一段と冷え込み、日本では経験したことのない寒さが続いています。さて、秋学期がすでに終了し残されたイリノイでの生活も春学期の約4ヶ月になりました。以前のレポートから今までの近況報告させて頂きます。

<ボストンキャリアフォーラム、中間試験>
十月の終わりから十一月の初めにかけての3日間、ボストンで行われたキャリアフォーラムに参加してきました。このキャリアフォーラムはアメリカの大学で学ぶ日本人や、日本語を学んでいるアメリカ人の学生を対象とした非常に規模の大きいフォーラムです。多くの留学生やアメリカ人の学生たちが就職活動をこの短期間で行います。約10000人近くが参加していたらしく、日本人の多さに驚きました。最初の二日間は昼食をとる暇もないくらい忙しいスケジュールでした。日本語、英語で合計約15回の面接を受けた結果、幸いにも米系投資銀行からオファーを頂くことができました。

最後の1日はボストン観光をしました。僕をボストンで滞在させてくれた友人とともに歴史溢れるボストンの街を歩き回りました。この季節のボストンは紅葉がとても美しく、ボストンの魅力を満喫でと思います。

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ボストンから帰ってきてから、サンクスギビングブレイクまでの3週間は、中間試験やクラスのプロジェクトに追われ非常に忙しかったです。時間をもう少し上手く管理できれば、プロジェクトももう少し進められたのではないかと反省しています。中間試験はクラスのノートを持込みできるというものあったのですが、その分難易度が上がったりと上手く調整されていました。

<サンクスギビング>
サンクスギビングブレイクの約1週間にシカゴ大学に通う友人を訪れてきました。実は僕にとってはこれが最初のシカゴ訪問ということもあり、僕の友人がシカゴを色々案内してくれました。滞在したシカゴ大学は校舎も古いものが多く、歴史ある大学だという印象を受けました。また僕の滞在した寮から、次期米大統領オバマの自宅が徒歩10分ということが判明し、見に行ってみようと考えましたがセキュリティーが厳しく、見ることも不可能ということで断念しました。シカゴのダウンタウンは多くの高層ビルが立ち並んでいますが、その中にユニークなモニュメントが潜んでおり、とても面白い街です。自分の専攻の観点からも、様々なビルを見ることができてよかったと感じています。しかし11月のシカゴは風も強く、極寒でした。シカゴは “Windy City” と呼ばれており、風の強さは有名ですが、まさかここまでとは思いませんでした。

<期末試験、ファイナルプロジェクト>
サンクスギビングが終わると、期末試験の準備やファイナルプロジェクトの完成に向け、学生たちは一斉にスパートをかけます。僕はとっていた授業がほとんどプロジェクトをメインにしたものでいたので、期末試験は一つしかありませんでした。心配されたプロジェクトもほとんどが締め切りに余裕をもって終わらせることができ、クラスメートに向けてチームでプロジェクトの内容についてプレゼンテーションを何回か行いました。チームで約25分間のプレゼンテーションでしたが、限られた時間の中でいかに自分の言いたいことを伝えるかということは今後の大きな課題となりそうです。この数回のプレゼンテーションで見つかった課題などは、克服することで将来自分の仕事に生きてくるはずです。またこの期末試験シーズンにイリノイ大学の日本館の郡司先生がディナーに招待してくださり、日本風のカレーをごちそうになりました。とても懐かしい味がしておいしかったです。また日本館は内装がとても美しく、日本の文化をアメリカ人の学生たちが味わうことのできるすばらしい施設だという印象を受けました。

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<ウィンターブレイク>
期末試験やプロジェクトが終わり、約一ヶ月のウィンターブレイクが始りました。僕はニューヨークにいる友人たち、そしてカリフォルニアのスタンフォード大学にいる友人たち、教授を訪れるために、まずニューヨーク行きのチケットを買い、2009年の1月1日にカリフォルニアに飛ぶというプランをたてました。年末のニューヨークは観光客でいっぱいで、特にタイムズスクエアは歩くこともままならないほどです。ニューヨークでも友人のおかげでほぼすべての観光スポットを回ることができました。ニューヨークでは本当に色々な人が自分独自のスタイルを持って生活しているなという印象を受けました。

年が変わった初日は移動に費やしました。ニューヨークから、サンフランシスコまで約7時間のフライトでした。サンフランシスコの気候はニューヨーク、シャンペーンに比べるととても暖かく穏やかな気候でした。滞在したスタンフォード大学付近はシリコンバレーの中心でFacebookなどのテクノロジー中心のオフィスが立ち並びます。スタンフォードでは多くの友人、日本でお世話になったカレン教授に会うことができとても嬉しかったです。サンフランシスコにも何度か足を運びました。スタンフォードからサンフランシスコまでのドライブは景色もよく非常に気持ちのいいものでした。サンフランシスコはニューヨークに比べると人もそんなに多くなく、リラックスしながらゆっくり観光ができました。

現在はシャンペーンにもどり、春学期に向けて準備をしています。次が最後の学期ですので思い切り頑張りたいと思います。最後になりましたが、JICの皆様、友人、そして家族への感謝の気持ちを忘れずにこれからも精進していきたいと考えております。

武友 浩貴

(写真一枚目はボストンの紅葉、二枚目はイリノイ大学の友人たちとキャンパスのバーにてです。)