佐藤真莉子さんの2007年4月奨学生レポート

4月分レポート第二弾は佐藤真莉子さんです。佐藤さんはCosmopolitan HouseのCoffee Hourで積極的に日本のアピールをしたり、またダンスやバレーボール、ブラックコーラスなどパワフルに課外活動をしています。インタビューの取り方など 学校では学べないものも、実際にアッタクしていろんなことを学んでいるようです。残りの1ヶ月も十分に思い出を作ってほしいですね。

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JICの皆様ご無沙汰しております、佐藤真莉子です。今学期は先学期より1コマ授業を減らし、よりイリノイでの生活に“Involve”されることをモッ トーに生活しています。イリノイでの留学も残りわずかとなりましたが、今学期のイリノイでの生活について近況をお伝えしたいと思います。

1.Japanese Coffee Hour

2月22日、私の住んでいるCosmopolitan Houseで恒例のJapanese Coffee Hourを開きました。先学期のうちから何をしようかと企画を練っていたものの、皆忙しくなかなか本格的に準備ができず、かなりのドタバタになってしまいました。

プレゼンは西村君、川島さんと私の3人で担当し、料理は川島さんと私が中心となり、他の日本からの留学生などに手伝ってもらって作りました。当日は河手君も駆けつけてくれて、部屋の装飾や書道スペースの設置などを手伝ってくれました。

直前になってプロジェクターがないということに気づき、私の準備不足でみんなをハラハラさせてしまったことは大変反省していますが、Engineeringメジャーの友達に頼み込んでプロジェクターを借りてもらい、なんとか無事にプレゼンをすることができました。

料理は日本の家庭料理を味わってもらおうということになり、かつおぶしとゆかりのおにぎり、肉じゃが、いんげんの胡麻和え、サラダを振舞いました。 AMKOで買い物をした時、ダメもとで「Japanese Coffee Hourで日本料理を作るので何かDonationしていただけますか?」とお 店のオーナーに聞いたところ、なんとあんこの入ったお餅を4パックも寄付してくださいました!日本ではお店に無料で寄付してもらうことなんてとてもできな いだろうな、と思い、ちょっと感動しました。小さいコミュニティーならではなのか、アメリカ中部ならではなのか、アメリカ人の温かみを感じた瞬間でした。

実は私はCoffee Hourの次の日にNYで開かれるCareer Forumに参加したいと思っており、直前までCoffee Hourに参加する かどうかとても迷っていました。将来に関わることなのでキャリアフォーラムには絶対参加したかったのですが、Cosmoに住んでいる身としてやはり Coffee HourをOrganizeしないというわけにはいかない、ということで相当悩みましたが、周りの友達が支えてくれると言ってくれたので、 結果としてはちょっと無理してでも両方がんばろう、という結論に達しました。体力的にも精神的にも追い込まれており、かなりいっぱいいっぱいになっていま したが、両方やる、という決意のとおり両方やってみて、本当によかったと思います。こんな私を支えてくれたたくさんの友達に感謝の気持ちでいっぱいです。

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2.International Dinner

次のイベントはYMCAで開かれるInternational Dinnerでした。 このイベントはYMCAとCosmopolitan Houseが共催しているイベントで、各国の料理を振る舞い、ステージではパフォーマンスをする、と いうものです。私はCosmoのOrganizerのAndreaから、「ステージで歌を歌わない?」といわれ、調子に乗って「Yes」と答えてしまった ため、なんとなんと100人以上の前で歌を歌うというビッグイベントになりました。

一曲目はハウスメイトのZhongNingと一緒 に、アラジンより“A Whole New World”を、2曲目は一青窈さんの“ハナミズキ”を日本語で歌いました。ピアノ伴奏は同じくハウスメイト のYoungJae。“Far East3人組”などと冗談を言いながら練習をしていました。練習中はなかなかうまくいかなかったりして3人でかなり焦っ たり言い争いのようになったりもしましたが、本番前は緊張していた私を二人が和ませてくれたりして、無事に歌い終えることができました。

実はこのInternational Dinnerの様子がCBSの地元ローカル局、WCIAで放送されて、2秒くらいですがなんと私の歌っている様子が流れたのです!!わーい!!アメリカデビュー!!!!!笑

このイベントにはほとんどのハウスメイトがなんらかの形で関わっており、MCはYoungJaeとMichelle、ZNとYJと私は歌を披露、 Daniella、Inaki、Anna、Gabi、Sharylは各国の料理を作って振舞いました。Cosmo総動員でのイベントは去年の Thanksgiving Dinner以来だったので、とても楽しかったです。ハウスメイトが一体となって何かするというのはやはりつながりを感じられ て、とても良い思い出となりました。

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3.春休み

春休みは、ここでよく一緒に遊んでいるDanielsに住んでいる友達と一緒に一週間まるまるカナダのバンクーバーに行き ました。そのなかの一人Naviがカナダに住んでいるということで、彼の家にお邪魔させていただきました。彼はカナダで生まれたのですが家族は皆インド 人。私たちの滞在中は毎日お母さんがインド料理を振舞ってくださいました。

彼の家はバンクーバーから車で45分ほど離れたところにあり、とても静かな住宅街です。彼はArtitectureメジャーで、なんと彼の実家は彼が全て設計したそうです!!とても広くておしゃれな家で、「こんなところに住みたい!!!」と思いました。

毎日昼頃起きてご飯を食べ、観光をして夜はみんなで飲みに行く、というなんとも休みらしい休みを過ごしました。Thanksgivingはとにかく観光の連続でしたが、今回はゆったりしつつも観光できて、いいリフレッシュになりました。

初日に彼の友達の友達の結婚式の披露宴にお邪魔したのですが、なんとその披露宴が豪華なこと!インドのパンジャーブ地方出身の友達の結婚式で、まさに食べ る、飲む、踊る、という3拍子そろったドンちゃん騒ぎの結婚式でした。アペタイザーといって出てくる料理がすでにとても豪華だったのですが、そのあと ビュッフェがオープンして食べ放題、というなんとも豪華な結婚式。さらにお酒も飲み放題ということで、みんなかなり飲んでいました。でもインドの文化で、 飲むのは基本的に男性。女性は人前では飲まないというのが礼儀だそうです。なので女性は皆友達の男の子にお酒を頼んで飲んでいました。国や宗教が違うと文 化も違うんだなぁ、と再確認です。

旅の終わりには、ウィスラーにスキーに行きました。多くの友達が暖かい海を求めてフロリダやカリフォ ルニアに行く中、わざわざ北へ来た私の目的はスキー!!スキー大好きっこの私は、とにかくこのスキーを楽しみにしていました。山の下のほうは雨だったので すが、上のほうは雪で、景色はいまいちでしたがスキーをするコンディションとしては新雪だったので最高のコンディションでした。Vermont出身の友達 とひたすら滑りまくり、ウィスラーを満喫しました。

この旅を通して、一緒に旅行をしたNavi、Kevin、Dimitrios、 Vilas、GoEunとは本当に仲良くなれました。実は旅の途中にはいろいろと揉め事もあり、私ともGoEunが大泣きするというハプニングもあったの ですが、本心をさらけ出したことで本当に仲良くなれた気がします。

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4.Dance for Darful

以前のレポートでお伝えしたと思うのですが、先学期バレエの授業を一緒にとった友達と一緒に新 しくダンスグループを作り、パフォーマンスを開くためにがんばっています。きっかけとなったのはダルフールでのジェノサイド。そのためのファンドレイジン グとして何かできないか、ということで、私たちがダンスパフォーマンスをして、そのチケット代をダルフールに寄付しようということで始まりました。

一緒のグループにいるのは私以外全員アメリカ人!!!奇跡です(笑)ダンスをやっていたことにこんなに感謝したことはありません。文化は言葉を超えま す!!!このダンスは全て自分たちで振り付けをしたのですが、種類としてはモダンダンス。私はクラシックバレエをずっと続けていたのでモダンはほとんど 踊ったことがないのですが、友達に教えてもらいながら練習しています。パフォーマンスが来週の日曜日に迫っているので、今はなんと5日連続で踊るというか なりハードなスケジュールですが、成功させるために残り一週間、みっちり練習したいと思います。

5.Volleyball

先学期に引き続き、今学期もバレーボールのチームを作って試合をしています。今回は全員女の子のチームです。メンバーはこれもまた私以外ほとんどがアメリ カ人。まさにSorority Girlという雰囲気をかもし出している子が半分くらいいて、最初は声をかけるのもとてもドキドキしていましたが、何回か 練習を重ねるうちにだんだん打ち解けることができました。今のところチームは2連勝!これからも練習と試合を通してもっと仲良くなりたいと思います。

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6.Black Chorus

つい昨日のことですが、今学期最後のBlack Chorusのパフォーマンスを終えました。今回はMom‘s Day Concertということでチ ケットはほぼ完売!一年の中でも一大イベントでした。コンサートの最中、Dr.Davisがスピーチの中で「今学期で卒業するSeniorと Exchange studentのContributionは忘れられない」といってくれた時は本当に感動しました。歌っているとき、卒業する Seniorだけでなく、なんと私にも握手をしてくれました!Dr.Davisの目には涙が浮かんでいて、涙もろい私は感情を抑えることができず思わず ちょっと泣いてしまいました。

一回2時間半、週に2回の夜遅くまでの練習は大変だったし、Blackという未知の世界に飛び込むことはかなりの勇気が必要でしたが、この1年Black  Chorusのメンバーとして練習とパフォーマンスを重ねることで、新しい自分が見つけられた気がします。今回のパフォーマンスには多くの友達が見に来 てくれて、「よかったよー」と言ってくれるのがとても嬉しかったです。西村君は本当に感動してくれたようで、パンフレットをぐちゃぐちゃに曲げてしまうほ ど興奮してくれたみたいです。Black Chorusの一員であることを誇りに思います。

7.授業

今 学期の授業で一番楽しいのはやはりReportingの授業です。Broadcastingのクラスなので、一番大事なのは音!自分でトピックを決めて ニュースの原稿を書く、という宿題がメインで、そのためにインタビューをするのですが、毎回インタビュー前にはものすごく緊張しています。でも、思い切っ てアタックしてみると意外ととてもいいインタビューが取れたりして、なんでもまずはアタックすることが大事だな、と毎回勉強になっています。

今はSmoke-free LawがUrbana-Champaignだけではなくイリノイ州全体で施行されることが決定したことについてのニュースを書 いています。そう、ちょっとしたイリノイ情報ですが、今ここUrbana-Champaignでは、全てのPublic spaceでの喫煙が禁止されて います!バーも例外ではなく、今はどこのバーに行っても禁煙です。

新聞ではなくラジオのための原稿なので、インタビューは全てテープに 録音しなくてはなりません。この間は初めて電話でのインタビューに挑戦しました。電話だと相手の反応もわかりにくいし、ボディーランゲージを使えないとい うことでかなり緊張しましたが、何回か失敗を重ねた後、とてもいいインタビューがとれたときには感動しました。ここで学んでいるのはAcademicな知 識よりむしろ度胸のような気がします。

⑧最後に・・・

イリノイでも生活も残り1ヶ月を切りました。あと1ヶ月しかないですが、でもまだあと1ヶ月あります。JICの皆様の支えがあってこその留学生活、最後まで悔いのない様に毎日思い切り充実した日々を過ごしたいと思います。