川島今日子さんの2007年4月奨学生レポート

2006年度奨学生4月分レポートの第一弾は川島さんです。川島さんはイリノイでの毎日を、その自然や人々に溶け込みながら楽しみ、また北はカナダ、南はジャマイカまで足を伸ばしてきたようです。本当に日々学び、楽しむ貴重なすばらしい留学経験をしてきたようです。

JICの皆様、お久しぶりです。イリノイでは例年より春の訪れが遅いようで、3月に一度暖かくなったものの、4月に入ってからは冬に逆戻りしたような寒さ が続いています。それでも、咲き始めた花々のやわらかなピンクや、芝生の目に染みるような緑にすぐそこまで来ている春を感じます。もう少し暖かくなったら 外に飛び出して、友人と一緒にQuadの芝生で昼寝を楽しもうと思っています。

今回のレポートでは、Snow Day、Japanese Coffee Hour、Spring Break、授業とスポーツの4つについてご報告いたします。 (写真:キャンパスの木に咲く花)

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*Snow Day*

今年の2月13、14日はイリノイ大学で珍しいことが起きました!Snow Stormにより全学が2日間完全休校になったのです。大学の休校は1979年以来28年振りの出来事ということでした。積雪は約12インチで、風が強 く、まさに横殴りの雪。しかし、家でじっとしてはいられず、膝まで埋まるほどの雪を掻き分けてQuadへ行きました。そこでは解放感に溢れたたくさんの学 生が、それぞれにこの思いがけない雪の休日を満喫していました。私もSnowball Fightに参加してぐしょぐしょになり、雪に仰向けに倒れ込み手足をバタバタさせてSnow Angelを作り、最後はふかふかの新雪に飛び込んで全身雪まみれになりました。これ以上ないくらいに雪遊びを満喫した後は、みんなでコーヒーショップに 移動して温かいコーヒーを手にいつまでも話し込みました。

さて、イリノイは雪がたくさん降りますが、同時にどこまでも平坦な大地なのでなかなかスノースポーツができません。私はスノーボードが好きで、是非アメリ カでもやりたいと考えていたところ、嬉しいことに友人が声をかけてくれたので、台湾人と日本人の友人の5人でウィスコンシン州まで日帰りスノーボードに行 きました。小さなスキー場でしたが、山の上からの景色はきれいで溜息が出ました。初めてスキーを体験したという台湾人の友人もスキーは楽しいと嬉しそうに 話していて、とても充実した一日でした。私は実はこのスノーボード中に右膝を怪我してしまったのですが、McKinley Health Centerとその付属機関であるSports Wellness Centerから十分なケアを受け、早期に回復することができました。特にリハビリがしっかりしており、イリノイ大学の学生の健康に対する質の高いケアに 感心しました。 (写真:雪の日のQuadにて)
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*Japanese Coffee Hour*

今年もコスモポリタンクラブのJapanese Coffee Hourがありました。佐藤さん達もレポートの中で報告してくれると思いますが、少し触れておきたいと思います。事前に数人のアメリカ人学生から、「去年 のCoffee Hourはとても良かった。今年も期待しているよ」とプレッシャーをかけられ、今年もいい日本紹介ができるよう頑張ろうと思いました。

私たち奨学生以外の友人にも声をかけ、前日から佐藤さんを中心にみんなで料理を作りました。メニューは、おにぎり・雑炊・肉じゃが(ベジタリアンポットも 用意)・いんげんの胡麻和え・大福・麦茶です。佐藤さんと私は日本から持参した浴衣を着て配膳し、料理も衣装も好評でした!プレゼンは佐藤さん・西村君・ 私の3人で担当し、地理など基本情報、自然、文化に根付いた独特の宗教、伝統文化と現代文化などをテーマに話しました。会場では、日本の音楽を流したり、 国土交通省のVisit Japan Campaignのポスター掲示と資料配布をしたり、河手君が持参した書道セットを利用して書道体験コーナーを設けたりしました。書道コーナーは大盛況 で、外国人の学生に漢字名をプレゼントするととても喜んでもらえました。今年もJapanese Coffee Hourは大成功に終わりました。 (Japanese Coffee Hour)

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*Spring Break*

3月半ばの春休みには、日本から訪ねて来た母と一緒に、シカゴを基点に北と南を旅行しました。北はカナダのケベックシティ、南はカリブ海に浮かぶ国ジャマ イカです。ケベックシティはカナダの一部でありながらフランス語が公に話されることで有名ですが、街並みがとてもきれいで、通りに並ぶアパートのベランダ はまるでパリのそれのようでした。カナダは国旗にメープルの葉が描かれているように、メープルシロップの産地として有名です。今回の旅行はちょうどメープ ルシロップの収穫期に当たり、雪の上に煮詰めたメープルシロップを落として水飴のようにして食べるという有名なアトラクションを体験しました。飴が甘くて おいしかったのはもちろん、そこで出会ったフランス語を話すおじいさんと英語を話す私が、違う言語を話しながらも不思議とコミュニケーションをとれたこと が印象的でした。ジャマイカは想像した通り、明るくて陽気な人々の国でした。ジャマイカでは”No Problem!”が合言葉です。みんなニコニコして明るい太陽と豊かな自然に囲まれて楽しく生活しているという印象を受けました。ここでの有名なアトラ クションは「ダンリバーの滝登り」で、全長約180メートルの緩やかな滝を30人ほどのグループで一列に手を繋いで登るというものです。知らない人とも手 を繋いで助け合えば友達のようなもので、みなワーキャー叫びながらびしょ濡れになって登りました。日本からはあまり行かないような土地で新たな体験がで き、大変楽しい休暇となりました。 (写真:Quebec Cityにて)

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*授業とスポーツ*

今学期は5クラス履修しています。Media of Public Discourse, Intro to Organizational Communication, Economic Systems in Africa, Home Horticulture, Tap Dance2です。学期の初めに様々な授業を見学し吟味して履修登録したので、どれも興味深い授業です。特に、Economic Systems in Africaは、私の発展途上国の経済に対する関心と合致する部分が多く、毎回の授業で学ぶことが多いと感じます。また、前回のレポートで、授業の中で客 観的な質問・意見を出せるようにという目標を掲げましたが、Media of Public Discourseの授業にディスカッションセクションがあり、そこで実践中です。授業に積極的に参加しているとTAとも親しくなれるので、授業後も話が 弾んだり、課題について相談したりできることが嬉しいです。

先学期はスポーツと呼べるものはタップダンスの授業でしたが、今学期はそれに加えて週末にチームを作ってサッカーをしています。私は今までサッカーの経験 はなかったのですが、始めて本当に良かったと思います。授業や課題の気分転換になるということもあるのですが、なによりもスポーツを通した人との出会いが あります。新しい友人がたくさんでき、チームの戦術について真剣に話したり、他愛無い話に花が咲いたりするうちに、とても仲良くなりました。2月~3月に 行われた男女混合のIntramural Indoor Soccer Tournamentでは、みんなでひとつになって勝ちを目指し、結果こそ振るわなかったものの、とても良い思い出ができました。

スポーツと言えばもう一つ、私には去年の8月からどうしてもやりたいスポーツがありました。それは、スカイダイビングです。3月の末についにチャンスが訪 れて、イリノイの空高くから思い切って飛びました!からだ一つで空を飛ぶという、おそらく人生に一度の夢のような体験でした。着陸したのは、もちろんコー ンフィールドの真ん中です!

日々実りある体験をしているうちに、気づけばもう授業も残り一ヶ月となりました。春学期は秋学期の2倍のスピードで過ぎていくように感じられます。残りの時間でどれだけ多くを吸収できるか、自分に挑戦するつもりで頑張ります。 (写真:スカイダイビング)

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