堀川裕美子さんの2003年3月分レポート

JIC会員の皆様
昨日、今日とすっかり春めいて
桜の開花もちらほらと見られるようになりました。
ついつい歌詠みの真似事なぞしてしまいそうです。

留学中の堀川さんから3月のレポートが届きました。
どうぞお楽しみ下さい。

∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞
2003年 3月分レポート
堀川 裕美子
東京都立大学 人文学部
社会福祉学科3年
∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞

日本でも、穏やかな春を迎えていると想像しますが、
皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
現在留学中の堀川裕美子です。

すでにスプリングセメスターの半分も過ぎてしまったという、時の経過の早さ
に毎日驚くばかりです。今回のレポートでは、春セメスターについてご報告さ
せていただきたいと思います。

今セメスターは、English, Human Development and Family Study(HDFS),
Women’s Study(WS)のクラスを一つずつとKinesiologyのクラスを2つ履修して
います。HDFSは老年学、WSは古代におけるsex and genderというクラスをとっ
ています。この二つも大変興味深いものですが、今回はこのほかのクラスにつ
いてご報告させていただきたいと思います。

まず、Englishはintroduction to poetryという、なんとも特殊な領域にチャ
レンジしています。俳句や短歌などは、好きですが、それも別に特に詳しいと
いうわけでもなく、日本の詩歌の解釈にも中高の国語の授業で四苦八苦した記
憶があるのにもかかわらず、おもわず、履修してしまいました。一つの理由に
は、英語の詩を日本で学ぶという機会は稀であり、仮にあったとしも解釈の方
法などは違ってくるのではないかと思ったことがあります。ここでしか学べな
いものをという観点からいえば、これは非常によい機会だと思ったのです。ま
た、詩のよいところは、これ、といった絶対的な答えがないことです。大筋の
正しい解釈というものは存在するものの、何をどこから感じたか、ということ
が大事であって、それは、大いに私の主観的な判断にゆだねられているという
ところが面白いところであり、また、難しいところでもあります。

そして、Kinesiologyのクラスは、tennisとinjury in sportsというクラスで
す。tennisの授業はその名のとおりテニスをするのですが、これはハーフセメ
スターの授業なので、スプリングブレイクの直前にはじまり、まだ2回しか授
業がおこなわれておらず、これからというところです。いっぽう、injury in
sportsもその名のとおり、スポーツにおける怪我について学ぶのですが、講義
と実技のクラスがあり、実技のクラスでは、テーピングの仕方を中心に、血圧
や脈拍をはかったり、担架での移動を行ったりしています。うまいテーピング
というは才能だ、ということを聞いたことがありますが、それが本当ならば、
私には才能がないようです。というは、足首のテーピングをペアになって行っ
ていたとき、私は、テーピングがゆるすぎて意味を成さないということになら
ないように、注意してやっていたのですが、逆に、私のパートナーの足先は、
私のきついテーピングのために血流が滞って、変色してしまいました。ごめん
なさい、私のパートナー。もちろん、そのあと、すぐにテーピングははずしま
したし、何事もなかったのですが、まあ、才能があるとはいえないということ
を証明してくれるには十分だったのではないかと思います。ただ、それは初め
てのテーピングでしたので、成功の9割は努力から、1割だけが才能から、と
いう言葉もあることですし、練習した後には、もしかすると、テーピングの才
能も花開くかもしれないという、ささやかな希望を願ってやみません。

こういった、すばらしい経験があともう少しで終わってしまうかと思い、最近
では時々憂鬱になるほど、こちらの生活を楽しんでいます。改めて皆様のご支
援にお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。残りわず
かとなりまし

たが、一日一日を大切に、最後まで頑張りぬきたいと思いますので、どうぞ、
よろしくお願いいたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。
東京都立大学 人文学部 社会福祉学科 堀川裕美子