長谷川貴也君の2008年1月分奨学生レポート

  JICのみなさま、ご挨拶が遅くなってしまいましたが、明けましておめでとう ございます。今年もよろしくお願いいたします。

前回のレポートを書いてから早3ヶ月が過ぎました。その後もアメリカで多くの経験をさせていただいておりま す。振り返ってみると、初回のレポートまでの期間以上に早く、時間が過ぎていった気が します。その間キャンパスを出たのは2、3回程ですが、多くの人と出会いがあり、この街を去って行く人との別れも多くありました。今回は11月から現在までを振り返り「秋学期の授業」「サンクスギビング、冬休み」「housing」につい報告させていただきます。

「秋学期の授業」

10 月のレポートでも述べたように、英語の面で苦労する場面が多く、授業の理解力も科目によりバラつきがあったのですが、無事乗り切ることができました。口頭 での説明が中心で、テキスト、レジュメをほとんど使わない授業はテスト前まで理解に苦労しましたが、最後は同じクラスの人と勉強会を開き、なんとかクリ アできました。普段、英語に苦労している割に勉強時間は他の学生程しかなかったため、最後は体力勝負で追い込んだという感じです。試験期間は寮内の売店で 販売されている栄養ドリンクをどれほど飲んだかわかりません。新学期はこの徹夜癖を直すことが課題です。ただ、英語に苦労したとはいえ、留学初期と比べる と格段にコ ミュニケーションできるようになったこと、教授やTAのサポートがしっかりしていることもあり、渡米直後に感じた不安は杞憂に終わりました。

Housingについて」

今セメスターも秋と同じくPARに 住んでいます。この寮は2人部屋で、オーストラリアからの留学生であるルームメイトが秋学期で帰国するために当初は引越しを考えました。ルームメイトが欲 しかったこと、学部寮のドームフードに飽きたこと(学部生はミールプランを買わなければなりません)、同世代の学生と交流したいと考えたこと(学部寮はほ とんどがfreshman)が主な理由です。その上フロアのRAが突然辞めてしまったため、一時期フロアは人種間での交流もあまりなく、無法地帯のようでした。ただ、せっかく仲良くなった寮の友人達と別れたくないのと、新学期には新しいRAが 来ると言うことで結局、同じフロアに住む韓国系アメリカ人と住むことにしました。しかし、その彼が母親の看病のため今学期は休学し、地元のコミュニティカ レッジに通うという決断をしました。別れはあまりにも突然で寂しいものでしたが、17歳にも関わらず、父親が海外で働いており、兄弟もまだ幼いからという ことで、自分で決断して休学をする彼の行動力は立派だと思います。結果またしても一人部屋となってしまいましたが、短い留学生活の中で、2人の良いルーム メイトと出会うことができ本当に幸運だったと思います。これからは一人部屋ですが、これもまた良い経験と思い新生活を楽しもうと思います。このレポートを 読んで、PARは環境が良くないのかと思われる方がいるかと思いますが、交換留学生として生活する分には恵まれた場だといつも感じます。

ドミトリー

ドミトリー

「休暇について」

サンクスギビング休暇は、旧友であり、今年からイリノイ大学に大学院生として留学している日本人kenzo,テ キサス州ダラスに住む友人の家を訪ねました。3人とも元々知り合いであったためリラックスして過ごすことができました。友人の家族と共に本当にのんびりと 過ごしました。感謝祭当日はターキー等の食事を昼過ぎにし、ターキーコマで眠りに落ち、翌日朝4時からのブラック・フライデーに備えました。これは、感謝 祭(11月の第4木曜日、Thanksgiving)の翌日のことで、1年で最も盛大なショッピングの日となります。調べてみたのですが、なぜブラック・フライデーというのかは諸説あるようです。夜明けごろにも関わらずbest buy の前には大量のひとが並び、日本の初売りのような感じでアメリカ人の生活を垣間見た気がしました。普段キャンパスにいると気付くことのない、アメリカ家庭の生活をサンクスギビング休暇中に初めて体験できました。その他JFKミュージアム、Fort Worth Stock Yardsなどの観光地にも行きました。ダラスは日本から観光としては行く機会が少ないかも知れませんがJFKミュージアムは特にオススメで、ケネディ大統領暗殺の銃が放たれたビルがそのままミュージアムとして利用されています。

ダラス

冬休みはNYにいる友人宅でお世話になるため、ひとりアムトラックでNYを目指しました。Pittsburgでの乗り換え含めて約20時間の道のりはファイナル期間の疲れがあったのか、隣の乗客が日本の歴史に興味があるらしく話していたためあまり退屈せずに到着することができました。この時期のNYにはイリノイからもInternational studentが多く訪れていて何人かと会うことができました。JICの奨学生もタイミングは違うものの全員が冬休みにNYを訪れていたようです。寮の閉鎖期間、International studentは一時帰国かアメリカ東部か西部に分かれて旅行する人が多いようです。目的地は同じでも、レンタカーで行く人、カナダや南米を経由してから行く人などいて、新学期に話をしていて冒険心を大いに刺激されました。NYに10日程滞在した後そのまま就職活動のため日本に帰国しました。10日程の滞在でしたが、新年を日本で迎えリフレッシュもできました。

ニューヨーク

「新学期に向けて」

今学期は授業についていく自信もだいぶついたため、興味分野を掘り下げて学ぶことにしました。履修したのは

  ESL110/ oral, pronunciation

  SPCM101/ Public Speaking

ACE241/Food and Agribusiness Mgt

ACE232/ Management of Farm Enterprise

ACE427/Commodity Price Analysis

で、計16creditです。ESLrequiredで ないため単位が得られないのですが、パワフルな教師から大量の課題が毎日出るため、先学期よりも忙しくなりそうです。敢えて今学期に発音のクラスを履修し たのは、音の種類を意識しないまま生活しているだけでは改善しにくいと考えたからです。先学期は英語力の無さに直面し、英語力UPの ために対策を自分なりに研究した結果、当初に比べれば格段の進歩があったとは思います。それでもまだ日常生活ではついていけない事が多くあります。今学期 はウォルマートで新たにテレビを購入しましたので、映画などからも学んでいけるのではないかと密かに期待しています。(とはいうものの今のところ毎日 < /span>ESPNでスポーツばかり観ています。)その他はスピーチ+ACE(Agricultural  Consumer Economics)3クラスを履修しました。商品作物の価格予想を行なう授業は学生のレベルも高く、元々興味のあったtopicなので毎回勉強になっています。世界的にも最大規模のcommodityを扱うシカゴ取引所に近く、イリノイのとうもろこし畑に囲まれ、ACEを学ぶロケーションとしては本当に最高です。個人プロジェクトの課題でフードビジネスの経営者に半日インタビューするという企画もあり、これから忙しくなりそうです。また、授業に加えて今学期はサッカーワールドカップ、Japanese coffee hourにも参加していく予定です。前回は予選敗退という結果でしたが、今季は優勝を狙っています。平日のCRCEで行なわれるpick up gameに来る学生は本当に多国籍で、おもしろい出会いも多いので引き続き参加する予定です。

2セメスター目となり、生活にも慣れてきましたが、これからは更に速く時間が経って行くのだろうと思います。今後ともご支援よろしくお願いいたします。

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長谷川 貴也
ggscd833@yahoo.co.jp