JICメンバー各位、
大田(’01-02 LAS)です。
JIC奨学生、中村寿美子さんからのレポートが届きましたので、皆様にフォワード致します。ファイナルの様子、イリノイでのクリスマス、休暇中のの旅行でアイオワの農場を訪れ、「地球に優しい」生活を体験された興味深いお話も書
かれています。
体調を崩されているようですが、どうぞお大事に。今セメスターもご活躍ください!
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2004年1月分レポート
中村寿美子
大阪大学人間科学部ボランティア人間科学講座4年
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JICの皆様、ご無沙汰しております。私は、授業がはじまって一週間、冬休
みの覚めやらぬ興奮のせいか、はたまた授業再開の緊張のせいか、早々に風邪
をひき寝込んでしまいました。第2回目のレポートをこんな状況のなかでお送
りすることになるとは・・・もうだいぶとよくなりましたが、体調管理はほん
とにしっかりしなければいけないのだと改めて痛感しております。(そんなこ
んなで、このレポートの提出も締め切りぎりぎりになり、申し訳ありませんで
した)
さて、寝込んでいるうちに、砂子さんと篠原くんのレポートを先に読ませてい
ただきました。思い出を共有している身にとっては(勝手に自分でそう思って
いるだけかな。。。。)、「そうそう」とうなづくことばかりでした。特に、
この留学生仲間の4人が互いにとてもよい関係を築いていることに本当に私も
感謝しています。
第1回目のレポートを書いたあとから、ファイナルの時期を経験し、冬休み、
そして新学期再開と、熱のある体でいろいろと思い返してみると本当にたくさ
んのことがありました。ファイナルの時期は勉強に疲れたら冬休みの旅行計画
を立てるというように、うまくストレスを発散しながら勉強に取り組めたので
はないかな、と思っています。授業の雰囲気をつかめたのもあると思いますが、
10月始めのミッドタームの時期よりも心持ちスムーズに勉強できました。そ
れにしても、いつもレポートは提出期限ぎりぎり・・・でした。前回のレポー
トに書いたジャーナリズムの授業のファイナルペーパーなんかは5時締め切り
のところ、4時50分過ぎまで図書館でプリントアウトしており、その後猛ダッ
シュで先生のオフィスへ。。図書館の生暖かい空間から、外の冷たい空気を一
気に吸い込んでしまったため、あやうく呼吸困難になるかと思われたくらい、
自分でも滑稽な自分の姿でした・・・。先生は例のごとく笑って「OK,Su
miko~~」と一言。なんとか前期セメスターの最難関を越えた、という感
じでした。
冬休みは母が友人とともにアメリカまで来てくれました。24日に到着、25
日は私の住んでいるコスモポリタンクラブにシャンペーンに残っている友人2
0人ほどを招いて、日本食メインのクリスマスパーティをしました。母たちが
こちらに来てくれなかったら出来なかったことだし、また、私がコスモポリタ
ンクラブに住んでいなければできなかったこと、そして、イリノイ大学での生
活をかけがえのないものにしてくれているこの友人たちがいなければできなかっ
たことなのだなぁと思うと、本当に感動的なひと時でした。
母たちはシャンペーンには4日間程滞在したのですが、その間もたくさんの人
にお世話になりました。母の友人が元ソーシャルワーカーをしていたというこ
とから、シャンペーンのナーシングホームを見学したり、また私のホストファ
ミリーと一緒にお食事をしたり・・・。その度に暖かいシャンペーンの人の心
に触れられるような気持ちがしました。それから、不思議だったのは、シャン
ペーンをこの“私”が案内しているという事実です。こちらにきてまだ半年も
経っていないけれど、それなりにこの街で生活し、それなりにこの街のことを
知って、だんだんと第二の故郷と呼べるほどになっている・・・そういう気が
しました。
最初はどこへ行くのも地図が離せなかった私ですが、母たちの先頭にたって
「ここがね、あそこがね」と説明しながら歩いている自分が不思議でもあり、
なんだかちょっと誇らしくもありました。それにしても、リスを見つけてはカ
メラを向ける母を見て、私も最初のころのリスへの素直な感動を忘れつつある
のだなぁ。。。とそのことは少しショックでしたが。。シャンペーンからはシ
カゴに行き、そこで新年のカウントダウンをしたあと、アムトラックを使って
スプリングフィールドと友人のいるセントルイスを訪ねました。ガイドブック
には載っていない旅になりましたが、ほんとうに一生の思い出です。
母が帰ったあとは、これまたアムトラックの乗り継ぎ、アイオワまで知り合い
のかつての英語の先生だった方のお宅にお邪魔しました。その方は今では農場
を経営されており、言葉どおりの「地球に優しい」生活をされています。ソー
ラー発電、風力発電、暖炉はもちろんのこと、けっしてごみを出さない生活、
けっして無駄を出さない生活の実践者とも言える方でした。私はそこに一週間
滞在させてもらい、自家製パンやヨーグルトを作ったりしながら、これから地
球のためにしなくてはならないこと、たくさん教えてもらいました。今までど
れだけ、無駄を出しながら生活してきたか、反省すること多々・・・でした。
でも、それと同時に、この消費社会・使い捨て社会のアメリカの中で、徹底し
て環境保全をしている人たちもいるのだと思うと、ほんとにこのアメリカは、
様々な考えの人が共存する社会なのだなということを改めて感じました。
ちょっと指を拭いただけで紙ナプキンを捨ててゆく人と、汚れても最低1週間
は」同じ布ナプキンを使用する人がいる、この両極端な人がいる社会・・・そ
れら二者が交わりあうことはないんだろうか、と考えると少しさびしくなりま
す。私がお邪魔した農場での暮らしは「地球に優しい」生活の頂点のようなも
ので、普通の人にはなかなかできないかもしれない。少なくとも、キャンパス
での生活では無理です。それならば、もうちょっと自然なかたちで自然に地球
に寄り添って暮らしていく方法はないものか、それを探すのが今年の新たな目
標になった気がします。
アイオワの農場からシャンペーンに戻り授業が始まるまでの一週間、私はこの
目標に燃えました。どうやったら身近なところでごみを減らせるだろう、どう
やったら身近にリサイクルできるだろう、、、そして自分でパンを焼き、考え
ました。でも、なかなか難しい。そうこうしているうちに、授業が始まって、
あわわという間に風邪をひいたのでした。この週末は、この一週間の授業の遅
れを取り戻すのに必死になりそうです。レトルトのスープを飲みながら、「ど
うしたってごみは出るんだけど・・・」とちょっとがっくし。
でも、この冬休みの経験はいつか必ず役に立つと思っています。授業のことを
書く予定が、冬休みの思い出語りに」終始してしまいました。というのも、実
は風邪のせいで、なんとか授業には出席しているものの、その内容
は・・・・。。。この週末はこの一週間の遅れを取り戻すのに必死になりそう
です。それでは、長々と自分のことばかり書いてしまいましたが、またあと半
年、一生懸命がんばりたいと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。
