2007年度奨学生レポート(八尾泰洋)

JICの皆様、こんにちは。2007年度小山八郎記念イリノイ大学奨学生として留学をさせて頂いた東京大学工学系研究科システム量子工学専攻の八尾泰洋です。去る5月に約一年にわたった留学を終え、帰国いたしました。帰国後はすぐに大学院での研究を開始し、毎日大学に通う日々を過ごしてまいりました。今回レポートを書くに当たって、久々に留学を振り返り、本当に素晴らしい一年間を過ごすことができたことを実感いたしました。留学では、英語能力の向上だけではなく、人生を豊かにする様々なものを得ることができました。本当にこのような留学を支援してくださった皆様には感謝しています。それとともにこれからこの奨学金がいつまでも続くように、自分ができることで支援していきたいと感じています。

n1922190_41533968_1005.jpg

・授業

僕は専門性を高めたいという意識から、Spring SemesterもComputer Scienceの授業を中心に履修をいたしました。しかしこの選択は、意外にも人の輪を広げる助けとなってくれました。2学期連続でSiebel Centerにこもる生活をした結果、同じような生活をしている同専攻の学生たちの顔見知りも増えました。地下のLaboratoryでは誰かと話をしながら課題に取り組み、Engineering専攻の学生たちの一員になれたような気がしました。Spring Semesterでの一番の進歩は、授業中の発言回数が多くなったことだと思います。授業の理解度も高まり、学生が発言をする雰囲気にも押されて、自然と気になったことを授業中に言えるようになっていきました。Spring SemesterもGPA 4.0で終えることができ、その中で培ったプログラミング能力も僕が留学で得たものの一つです。

n1907110_42988253_7993.jpg

・寮

Spring Semesterの開始時に、それまで住んでいたISRから院生寮のSherman Hallへと引っ越しました。主な理由は、留学生の友人が多く住んでいたので、楽しく過ごせるかなと感じた事でした。その考えは正解で、寮で友人たちと映画を見たり、ビリヤードをしたり、キッチンで料理を作ったり、お酒を飲んだり、本当に楽しい日々を過ごすことができました。授業や課題に関して、Siebel Centerや図書館に引きこもりがちだったので、寮に多くの友人がいることは本当に助けになったように思います。

Semesterが終了してから、同じ寮の友人たちとワシントンとニューヨークに旅行をしたこともよい思い出の一つです。

n1052590058_30034091_6854.jpg

・最後に

留学から帰ってきたのち、何人かの友人たちが日本に来てくれ、再開を果たすことができました。(一人のアメリカ人の友人とはともに富士山登頂まで果たしました。)留学して最も良かったことは世界中に友人ができたことだと感じています。その人とのつながりをこれからも大切にしていき、育んでいきたいと思います。皆様、本当にこのような留学を経験させていただいてありがとうございました。

n1052590058_30108223_4254.jpg

八尾泰洋君の2008年1月分奨学生レポート

 JICの皆様、こんにちは。2007年 度イリノイ大学小山八郎記念奨学生の八尾泰洋です。

前回の奨学生レポートで自己紹介をできていませんでしたので、まず簡単に自己紹介をさせていただきたい と思います。僕は昨年の春東京大学薬学部を卒業後、東京大学工学系研究科システム量子工学の修士課程に入学し、大学院ではScientific Computation分 野の研究に携わっています。イリノイ大学では、学部時代に学ぶことができなかった、そして大学院での専攻に直結するコンピューターサイエンスの授業を中心 に履修をしています。前回の奨学生レポートの時期から早くも三か月がたち、留学生活ももう半分以上が過ぎてしまったことになります。今こうして先 学期の出来事を思い出しながらレポートを書いていると、すっかり遠い昔のことのような気がしてしまい、懐かしさを感じずにはいられません。三か月の間に、 二つの大きな休暇、ファイナル、友人との別れ、そして新学期の開始など様々なことがありました。簡単にではありますが、このめまぐるしかった日々について お伝え致し たいと思います。

サンクスギビング休暇

 10月の奨学生レポート後、まず迎えた大きなイベントは11月中旬のサンクスギビング休暇です。サンクスギビング休暇は前回も少しお伝えしたUniversity YMCAのプログラムの一つであるASB(Alternative Spring Break)に参加し、OHIOにあるLake Metroparkという公園を訪れ、環境保護に関するボランティア活動に参加しました。学生12人で小さな家に泊まりながら、昼はボランティア活動、夜はみんなでゲームなどをして過ごし、充実した5日間となりました。

  初日と二日目は、沼地に生えている植物の種を集めるという作業を、皆で泥だらけになりながら行いました。この種は、水の浄化作用を持ち、多くの生物の生活 の場となる沼地を作るために使われるということでした。二日目はペアを作って皆でどれだけ種を集められるか競争をしたのですが、その時は一日目よ りもはるかに効率が上がったとスタッフの方が驚いていました。三日目と四日目は環境保護に関する仕事ではなかったのですが、Lake Metroparkの子供達用のワークショップのクリスマスデコレーションをしました。クリスマスの飾りつけなど、小学生以来だったでしょうか、それに比べたら大がかりなものではありましたが、味気ない部屋が徐々にクリスマス色に染まっていくのはなかなか達成感のあるものでした。

  そして、何よりもこの旅行で楽しかったのはメンバーと過ごした夜でした。ゲーム、ダンス、バーベキュー、ショートフィルムの作成など、様々なことをして楽 しみました。最後の夜はメンバーたちがサンクスギビングディナーを用意してくれて、皆でサンクスギビングを祝いました。ターキーがローストターキ ーであるなど、典型的なサンクスギビングディナーとはかなり違ったものであったのかもしれませんが、良いメンバーに恵まれ、最高のサンクスギビングを過ご すことができました。一緒に旅行したメンバーとは旅行後も集まってパーティーやBar crawlを するなど、本当に仲良くなることができました。こちらの学生は流動的で、メンバーの半数近くが交換留学やインターンシップへ行ってしまい、今学期はイリノ イ大学にはいないのが残念ですが、それも影響してファイナル試験期間中でのパーティーも多くのメンバーが集まり、短い期間ながらも親密なつきあい をすることができました。

2008-03-00-yao-01-photo1.jpg

(写真1:グループのメンバーと)

ファイナル

 サンクスギビングが終わると、ファイナルまでもう2週間となっていました。僕はこの時期にファイナルに向けての勉強だけでなく、Honors Courseのプロジェクトが始まり、一気に忙しくなっていきました。この授業は1単位の授業で、教官の指導を受けながらプロジェクトを進めるという授業です。成績は通常の成績ではなくHonors Creditという特別のものがつくという少し特殊なものでした。僕は教官とのコミュニケーションがうまくいかず、テーマをもらうのが遅れてしまい、プロジェクトを始めたのは締め切りの2週 間くらい前になってしまいました。サンクスギビングの前から教官とコンタクトを取り始めたのですが、教官にプロジェクトの題材をメールで送るのを忘れられ たり、伝言を残しても反応がなかったりなどのトラブルがあり、結局サンクスギビングが終わってからテーマが決まりました。それからほぼ毎日このプ ロジェクトに関して文献を読んだりプログラミングをしたりしていたのですが、頑張った結果、最後には教官にも「時間があまりなかったのによくやったね。」 とほめていただくことができました。ファイナルの時期に余計忙しくさせられましたが、この授業を履修した結果こちらの教官ともつながりができて、最終的に は履修して よかったと感じています。

 この時期はまた別れの時期でもあり、一学期だけ の交換留学生たちや、前述したボランティアグループのメンバーとの別れがありました。しかし、別れを迎えた友人のうちの大多数は韓国、中国、シンガポール などのアジアからの半期の留学生でした。「また会おう」という言葉をかけるとともに、本当にそのう ち会えるだろうなと感じていました。韓国や中国などは飛行機で数時間、当然ですがアメリカよりも日本にずっと近いところにありま。別れはさみしいものでし たが、様々な国に旅行をするような口実ができたというようにとらえることもできます。

友人たちと

(写真2:友人たちと)

 そして授業に関しては、理系の科目を中心に履修をしたので、英語というよりも数学やコンピューター言語がわかる方がずっと重要であったこともあり、あまり現地の学生に対してハンデがなかったのだと思います。最終的に秋学期はGPA 4.0という成績で終えることができました。

冬休み

  冬休みはまずカナダを一週間一人で旅行したのち、ニューヨークで年を越しました。ニューヨークでは同じ時期にニューヨークを訪れていたイリノイ大学の友人 と観光したり、有名なタイムズスクエアのニューイヤーカウントダウンを見たりするなど、すっかりアメリカ最大の都市を満喫しました。

 そして冬休みの最後の一週間は再びASBに 参加し、テキサスでボランティアワークを行いました。今回のボランティア活動はアメリカが抱えている問題の一つであるメキシコからの移民問題について学ぶ よい機会となりました。ボランティア先の団体はメキシコからの移民に対して様々なサービス(銀行、教育業務等)を提供するNPO法 人で、その団体の宣伝や、移民のための家の建設などの仕事に携わりました。滞在した都市もメキシコとの国境のすぐ近くにあり、アメリカではあるのですが、 ほとんどの人々がスペイン語を使っており、英語を話すことができない人も多い地域でした。それだけでなく、気温も日中は30℃近くまで上がり、ヤシの並木が広がっているなど、気候も含めて、同じ国とはいってもシャンペーンとは全く違うアメリカの姿を見ることができました。本当に暖かくて、さすがに少しは寒かったですが、ビーチで泳ぐこともできました。

  近年アメリカの移民対策が厳格になってきており、現在はアメリカとメキシコとの国境の壁の建設も始まっています。このような問題には正直なところ、このプ ログラムに参加するまでは自分とは何の接点もないものでした。しかし、スペイン語しか話さない人とともに働き、プランテーション農場で働く移民の 方々を目の当たりにし、またグループのメンバーとのディスカッションを通して、このプログラムではメキシコからの移民問題について真剣に考えさせられまし た。

  この旅行でもう一つ良かった点は、ウィスコンシン大学の学生たちも同じようなプログラムで働きに来ており、彼らと交流ができたことです。中には日本で短期 留学をしていたという学生もいて、まさかテキサスまで来てそのような人に会うとも思っておらず、大変驚かされました。夜には彼らも交えてゲームを するなどし、他の大学にも友人を作ることができたこともこの旅行の思い出の一つです。

メンバーと

(写真3:メンバーと)

 三か月の間に2度もASBというプログラムでボランティアをさせていただきましたが、このプログラムを通して、アメリカという国をより知ることができたと感じています。

新学期

 テキサスから帰ってきたら、僕はこれまで住んでいたUndergraduate dormitory ISRから、院生寮のSherman Hallに引っ越しました。引っ越しをした最大の理由は、ISRよりも交換留学生たちが多く住むSherman Hallのほうに友人が多かったことです。Shermanに移ってからは、友人と映画を見たり、地下でビリヤードや卓球をするなど、寮生活も楽しんでいます。

 それにしても、先学期の開始の時期と比べたら、今学期は二週間がたつのが早かったように感じます。右も左もわからなかった先学期の開始の時期とは違って、やはり今学期は授業にも英語にもある程度なれていたのでしょう。残すところあと4か月、このままあっという間に過ぎて帰る時が来るのかもしれませんが、思い残すことのないように、興味あることには積極的に参加して過ごしていきたいと思います。

2007 年度イリノイ大学小山八郎記念奨学生

東京大学工学系研究科システム量子工学専攻

八尾泰洋

2008-03-00-yao-04-photo4s.jpg

八尾泰洋さんの2007年10月分奨学生レポート

JIC奨学生の八尾 泰洋さんからの2007年10月分奨学生レポートをお届けします。

八尾さんはコンピューターサイエンスの授業に熱心に取り組む一方で、ASBというボランティア団体に所属して勉強会や募金活動にも参加しているようです。 募金を集めるために、自分達でクッキーを焼くいうのもアメリカならではかもしれません。それでは、八尾さんのレポートをお楽しみ下さい。


JIC の皆様こんにちは、いかがお過ごしでしょうか。早いものでイリノイ大学に来てからもう二ヶ月が 以上たってしまいました 。10 月の半ばまでは半そでで平気なくらい暖かかったのですが、最近は風も冷たくなり、冬の到来を感じています。 今までの留学生活を一言で総括すれば、「よく学びよく遊んでいる」というところでしょうか。聞いていたとおりほとんどの授業では毎週宿題の提出があるので 否応なしに勉強しなければいけない環境なのですが、それでも特に週末ともなるとほかの学生達に巻き込まれてバーに繰り出すなど、せわしない毎日を過ごして います。八尾君勉強中?授業について今学期はCS231 Computer Architecture 1, CS273 Introduction to Theory of Computation, CS421 Programming Language & Compiler, CS296 Honors Course, ESL115 Academic Writing と、自分の将来に役立てることができるような授業をとりたいと考えて履修をした結果、結局コンピューターサイエンスずくしのようなカリキュラムになってし まいました。しかし、コンピューターサイエンスで有名なイリノイ大学でこれだけの授業を取ることができ、カリキュラムには満足しています。

中でも 一番印象的な授業はCS421 です。この授業は大学院の学生とも合同の授業で、授業中は前のほうに座っている大学院生らしき学生 が先生に常に質問を投げかけている熱い雰囲気の授業です。しかもこの授業はこの範囲をカバーしているテキストがないということで、授業中の先生のスピーチ を理解しなければならず、留学初期に は 聞き取ることができないまま 授業がどんどん進んでいき、ドロップすることも考えました。しかし、イリノイ大学ではエンジニアリングの大学院生用の講義は授業のビデオをインターネット を通して見ることができるのを知り、 9 月の半ばくらいに24 時間営業のグレンジャーライブラリに飛び込みそれまでのほぼ全ての授業を繰り返し聞き取れるまで見直しました。これによりきちんと聞き取れれば理解できる ということがわかり、それからは授業を受けたあとにわかるまでビデオを見るようにしました。そうして迎えた初め八尾君勉強中てのミッドタームは 100 点中99 点。先生の言っていることを全て理解しようと集中してビデオを見ていた結果、ほかの学生が聞き逃していたようなことも聞き取っていたのかもしれません。ま だ一回テストがあっただけなので両手を離して喜ぶわけにはいきませんが、これからもこの勉強方法を最後まで継続していきたいです。そしてもうひとつ この授業で 印象的な点は、授業を一緒に受けている留学生たちと仲良くなったことです。最近では授業後に一緒にご飯を食べたり宿題をしたりするのが恒例になっており、 ドロップしなくて本当によかったと感じています。

イリノイ大学について

小さな町だからでしょうか、ここでは皆大学の中で生活をしているという印象を受けます。授業の合間にユニオンに友人たちとバーにて騒ぐ行 けば多くの学生がおり、ドームや大学の近くのレストランで食事をし、週末には皆大学のすぐ近くのバーに繰り出し、図書館では 24 時間学生たちが勉強をしています。皆遊ぶ場所も勉強する場所も同じなので知り合いと会うことも多く、一週間会わなければしばらく会っていなかったような感 覚を覚え、実際「久しぶり」と挨拶をしたりもします。東京で大学生活を送っていたときは、大学から離れたところに住んでいる学生も多く、皆遊ぶ場所もばら ばらだったので、休日に知り合いに会うことなどまれでしたが、こ こ ではどこかに行けば まず誰かに会います。

このような環境だから か、学生たちがつながっているような印象を受けます。例えば僕はASB (Alternative Spring Break )という長期休暇にボランティアトリップをする団体でThanksgiving 休暇とWinter Break にオハイオとテキサスに行くのですが、そのグループで出会った学生たち の中には友達の友達、友達のルームメイト、バーで会う人など多くの学生と誰かを通してつながっていて 本当に驚きました。それもよく考えてみれば皆同じ場所で生活をしていて、遊ぶことも主に話すことという大学内の知り合いができやすいこの町ならではの特徴 なのだと思います。その反面、遊ぶ場所やすることはさすがに限られていて、毎週同じ ような ことばかりをしているのです が、僕はこの小さな町が気に入っています。

課外活動について

上にも書きましたが、僕はASB という団体のボランティアグループに所属しており、秋休みと冬休みにはボランティアトリップに行きます。さらにこの団体では休暇前から様々な活動があり、 週一回のミーティング、募金活動、スカベンジャーハントなど、そして二つのグループに所属しているので、これらがすべてが 2 倍になっています。ミーティングは主に勉強会のような感じで、自分たちのボランティアに関わる新聞記事などをみんなで紹介しあい、意見を述べたりしたりす る形式になっています。授業とは違って先生がいるわけではないので、その分皆率直に自分の意見を述べているような印象を受けます。 当然僕にも発言が要求されるので、自分なりに本を読むなどして勉強をしています。Winter TripはImmigration and labor rights というテーマでテキサスに行くのですが、この問題は今まで自分にはなじみが全くなく、最初は発言も億劫でしたが、メンバーの優しさにも助けられ、最近はメ キシコからの移民に関する文献を読んで勉強をし、少しずつですがまともな発言ができるようになってきていると思います。

そして 募金活動はまずクッキーやブラウニー を焼くことから始まります。こちらでは募金をしてくれた人にはお返しにお菓子などを提供する風習があるようです。クッキーを最後にいつ焼いたかもわからな い僕にとっては、 10 人ぐらいのメンバーで話しながら お菓子作りをしたことが大変新鮮でした。さすがに風が冷たい中の募金活動は楽しいというわけにはいきませんでした。発音がうまくできていなかったみたいで 人が近づいてきて募金をしてくれるのかと思いきや、「何を言っているのか」と尋ねられるなどということもありました。しかし、皆で募金活動をすることでメ ンバーの一体感が増しましたし、生まれて初めての経験だったので、これはこれでよい経験です。

寮について

僕は ISRというUndergraduate Resident Hallに住んでいます。部屋は三人部屋で一カ月程度韓国系アメリカ人の学生とアメリカ人の学生と三人で生活をしていたのですが、韓国系アメリカ人の学生 はシェアマンホールに引っ越してしまい、今は二人部屋になっています。奨学生の方々から聞いていた通り、ISRはほかの寮よりは静かな寮です。 PARに住んでいる友達は夜中に奇声が聞こえると言っていましたが、ISRではそのようなことはまず起こりません。静かなところはよいところでもあるので すが、寮の中で知り合いができにくいことも事実だと思います。

ゆうやけしかしなんといってもこの寮の良いところはキャンパスに近いというところ です。特に僕のとっているコンピューターサイエンスの授業はノースキャンパスで開かれるので ISRからは歩いて数分で行けるのですが、ほかの寮からだとかなり行くのが大変だと思います。そして、ISRは Green Streetに面していて数分歩けばバーが立ち並ぶ地域に行けるので、どこかに遊びに行くのには最適な立地です。寮の中で遊ぶということはあまりありませ んが、この立地のおかげで外に出かけることが多くなっているように感じます。

最 近ではすっかり生活にも慣れてしまって、毎日当たり前に授業に出たり友達と話したりしていますが、数か月前の自分とはかけ離れた生活をしている自分にふと 気づき、自分は本当に幸せ者だと感じることがあります。このような素晴らしい環境で勉強する機会を与えてくださった JICの皆様には本当に感謝しております。これからもより留学生活を充実させていけるように、精一杯毎日を過ごしていきたいと思います。

2007 年度イリノイ大学小山八郎記念奨学生
東京大学工学系研究科システム量子工学専攻修士一年
八尾泰洋

JIC春の宴会/2007年度奨学生を囲む会が開催される

2007-04-08-jic-party.jpg

2005年度奨学生の皆さんの主催で、2007年4月8日(日)の昼下がり、銀座のカフェ ラ・ボエムでJIC春の宴会が開催されました。2007年度奨 学生4名(写真前列向かって左から長谷川君、湊さん、田辺さん、八尾君)を囲んでJICの12名の方々が集い、イリノイ談義に花を咲かせました。各自の自 己紹介等は、後日別途ニューズレターで紹介します。ご期待下さい。

#原会長ご夫妻は所用のため集合写真を一緒に撮ることができなかったため、写真には14名が写ってます。