2004年10月03日(日) 雑誌ILLINOIS ALUMNIでJICが紹介される

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The University of Illinoois Alumni Associationが隔月に発行する雑誌”ILLINOIS ALUMNI”の2004年9-10月号の38ページに、次のようにJICの紹介記事が掲載されました。

About 70 members of the Japan Illini Club warmly welcomed Barbara Hundley, University of Illinois Alumni Association vice president and associate chancellor for alumni relations, and her husband, Charles, to the club’s annual general meeting at the International House of Japan in Tokyo in June. Other honored UI guests included professor Kimiko Gunji, MS ’71 LIS, AM ’79 LAS, and professors emeriti Saburo Muroga and Shozo Sato, HON ’99. The club annually sponsors four Japanese undergraduates who come to the U of I for one year to experience academinc and clutural life in the United States.(記事より引用)

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古川愛季子さんの2004年9月分レポート

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JICの皆様

岡沢(02-03,LAS)です。

今年度奨学生の古川愛季子さんから、第一回目のレポートが届きました。他の 奨学生からのレポートも、順次お届け致します。 奨学生の皆さんは出来次第、私宛にお送り下さい。

古 川さんは文学のクラスを取っているそうです。文学のクラスはリーディングがとても多いことで有名です。勉強を必死でがん ばりながらも、寮の友達とイリノイ大学での生活を楽しんでいるのが伝わって きます。熱が出てしまったそうですが、無理をしすぎず、どうぞ健康に過ごして下さいね。

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2004年 9月分レポート
古川 愛季子
お茶の水女子大学 文教育学部
言語文化学科 英語圏言語文化コース 3年
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こんにちは。2004年度奨学生の古川愛季子です。近日ここChampaignは急激 に寒くなって、秋を感じています。ここに来てからもう1月以上、沢山のこと が起こりすぎて、自分でもまだ整理がしきれない状態ですが、このレポートを きっかけにすこしずつ消化できたらいいなとおもいながら書いています。

まず、一番にみなさんにお伝えしたいのは、わたしはいま沢山 の良い友達に 囲まれて、幸せな毎日を送っているということです。わたしは学部寮のPAR、 Saundersの2,3階に位置するGlobal Crossroadというliving- learning communityに住んでいるのですが、ここでは皆が、いろんな国、back groundの 人と関わりたいという意志があり、初めて寮に移ってきた日から人種、国籍の 多様さ、そしてfriendlyな空気がとても心地よくすっかりなじんでしまいまし た。ルームメイトにも大変恵まれました。彼女はfreshman で、地元イリノイ 出身なのですが、とても良い子です(写真:Web上に掲載予定)。他人と一部 屋を共有するなんて絶対無理だと思っていたのですが、予想に反してとても快
適な毎日です。写真は私たちの部屋で、背景に移っているのは artistic postcards(!) で埋め尽くされた壁です。部屋の全ての白いスペースをアート で埋め尽くすことが今の私たちの目標です(笑)。私の特に仲の良い友達も白 人からラティーノ、African American、African、アジア系と本当にvarietyに 富んでいます。みんなが「hey, Akiko~!」と声をかけてくれるので、東京でか なりのホームシックだったわたしも、今のところその気配すらありません。

彼ら は本当に親切で、実は私は一昨日から今朝まで39.5度の高熱が出て大変 だったのですが、(もう治ったので心配しないでくださいね。)みんな学校の 保健センターに連絡を入れてくれたり、車で連れて行ってくれたり、様子をみ に部屋まできてくれたり、食堂から果物を盗んできてくれたり(笑)、本当に ありがたくて涙がでました。東京で一人暮らしをしていたときは一人で苦しん でいたのに、アメリカにきて人種も国籍もちがう友達にこんなに助けられるな んて、思いもしませんでした。ここに来て、日本にいたときには忘れていた 「互いに助け合う」という昔祖母から聞かされたような基本的で大切なことを 思い出さされました。

ということで、dorm lifeの面では大変充実した日々を送っています。さて、 勉強についてです。ESL以外には、映画研究の初歩クラス、アメリカの現代小 説のクラス、文学批評理論のクラスをとっています。全てENGLISHです。授業 はたしかにどれも中身がつまっており、充実しています。いまのところまだ、 必死でしがみついている感じです。ただ、私はどうやら内容的に欲張りすぎて しまった感があります。というのも私の日本での専攻はアメリカ文学なのです が、こちらで同じjunior levelのEnglishを取るのはどうやら無謀だったよう で、nativeの友達にも「生まれて初めて英語圏に住んで、いきなりnativeでも 大変なEnglishのクラスを取るなんて、アキコはcrazyだ」と言われています。 一クラスにつきtext10冊プラスreserveからのreading。Midterm前だというの にもう既に専門だけで13ページ位essayも書きました。更に恐ろしいのはgroup discussionです。白人5人に囲まれ、Hemingwayの作品についてのスラングだらけの超スピード会話についていけず泣きそうになった り・・・と、まだなか なか慣れません。African Americanの友達がそんな私のために「slung講座」 を開いてくれています(笑)。しかし自分がminorityになって、しかも困難な 状況に置かれるという経験も日本にいては絶対にできません。経験だと思って これも楽しむしかないと思っています。

American college is killing me, seriously…というのが今の正直な気持 ちですが、このように感じているのは私だけでなく、nativeの人すらそう感じ ています。しかし、そんなことを愚痴りながら、毎日深夜2時に一緒に図書館 から帰る友達がいるのも幸せなことです。今更クラスを変えることもできない し、何よりこれがやりたくてここに来たのだし、内容自体は本当におもしろい ので、何とか今学期乗り切れるよう頑張りたいです。そして来学期はご褒美と して、ENGLISHのクラスを減らし、他の語学や音楽などお楽しみコースをたく さん取ろうと思います。次回のレポートでは、もっと勉強についての明るい見 通しが書けるようにがんばりますね。

最後に、この機会 を与えてくださった皆様に感謝の気持ちを伝えたいです。 とにかくこのレポートを通じて、いろんな面で、わたしがとてもここ Champaignでの生活に満たされていることが伝われば幸いです。これから9ヶ月 余り、全力で頑張って、そして楽しもうとおもうので、見守っていてください。 改めて、この機会を与えてくださったことに感謝します。ありがとうございま す。